若者2021年03月27日 22時08分49秒

EUNOS ROADSTER
同じプロジェクトにアサインされていた同僚(若者)が会社を辞めて起業した。若いっていいね、アラフィフになると失うものも多くて新しい挑戦に対して億劫になりがち。それなりの収入も得られているので、それを捨ててまで新しい事に挑戦するだけの意義を見出すのも簡単では無いし。

その若者はアメリカンオールドジュエリーの販売を始めたらしい。アメリカンオールドジュエリーがどんなものなのかよく分からんけど、なかなかニッチな世界で面白そうではある。ビンテージジーンズが大好きで古着屋巡りをしていた20代前半の頃を何となく思い出した。

入社1年目にボーナスをつぎ込んでセカンド(507XX)を買おうと渋谷の古着屋を巡ったんだけど、目ぼしいセカンドは見つからずに諦めたんだよね。5年後にアメリカで手に入れたんだけど、ビンテージジーンズの熱はそれを境に収まった。アメリカのフリーマーケットでは日本から来た古着のバイヤーをよく見掛けたけど、どうやってジュエリーの買い付けをやっているのか彼と話してみたい。

彼とは歳の差が大きいこともあり最初は仕事の話しかしてなかったけど、ある日俺の時計(スピードマスター)について尋ねられ、それをきっかけに仕事以外の趣味の話やお金の話などするようになった。俺の考えは彼の思いもよらないものだったらしく、彼は俺に関心を抱いたようだ。

その若者に商才があるかどうかは分からんけど、周りに起業した人がいないので彼からは少なからず刺激を受ける。ここ数年の間に多くの若者が辞めたけど、皆似たような他の会社に移っただけ。現実逃避てきな転職がほとんどだと思う。物事に対する考え方とか趣味とか特別なものを感じる訳では無いけど、起業という挑戦を選んだ彼はユニークな存在。

向こうもそれを望んでくれている節もあるので、今後も時々会って話ができる関係を続けるつもり。もしかしたら俺の副業のパートナーになる日も来るかもしれないしね。そもそも周りの友人はオッサンばかりなので、二十代の知り合いというだけで価値があるよーな気がしなくもないが(笑)

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