D5002016年01月07日 23時01分28秒

にゃんこ
D5と同時に発表されたのがDXフォーマットのフラッグシップモデル、D500。DXフォーマット一眼レフカメラのフラッグシップモデルとして登場したD300の発表から約9年、このタイミングで再びDXフォーマットのフラッグシップ機が発表されたのは意外だった。D300を愛用していたユーザは嬉しいだろうね、確かにD500はD300の正統後継機と言っていい出来栄えだと思う。

DXフォーマット一眼レフカメラのフラッグシップモデルと謳うだけあって、そのスペックはライバル機を圧倒する。有効画素数2088万画素、新開発DXフォーマットのCMOS撮像素子の常用感度は最高ISO51200。最近のDX機も凄いね、常用感度ISOごまんせんにひゃくだなんて。D80はISO 1600でもノイズ乗りまくりだったのに。D500は拡張でなんとISO1640000相当(Hi 5)までの増感に対応。

AFシステムはD5と同等の「マルチCAM 20Kオートフォーカスセンサーモジュール」を搭載し、153点AFに対応。測距点はファインダーいっぱいに配置され、広範囲におけるAF動作を実現している。連写性能も約10コマ/秒と十分。光学ファインダーの視野率は100%、倍率は1.0倍の明るくて見易いファインダーを装備。ニコンのフラッグシップモデルらしい丸型のファインダーを装備している。

FXフォーマットのフラッグシップ機D5とDXフォーマットのフラッグシップ機D500というこの布陣、9年前のD3とD300の両フラッグシップ機をラインナップしてマーケットを席巻したニコン黄金時代を髣髴とさせる。こうなるとやっぱ俄然気になってくるのがD700後継モデルの存在。この流れだとD5の撮像素子を搭載したD5ジュニアD900の存在を期待してもいいんぢゃね?(^^)