Backyard Builder by HRC Eng. 「とあるエンジニアの日常」

おぉ、ロードスターRFの生産が本社宇品第1工場で開始されたとの事。「搭載されるエンジンは2リッターと1.5リッターのガソリンエンジン、トランスミッションは6速MTと6速ATを用意している」とあるけれど、RFにも1.5L仕様がラインナップされるってこと？別にRFに1.5Lは要らないから、ソフトトップ仕様に2.0Lエンジンをラインナップすべきだと思う。勿体ぶっていないで、早く車両重量と価格を発表して欲しいね。

話は変わるけど、国内のバイク販売台数は最盛期だった1980年代のおよそ1/8になってしまったんだそう。販売台数が1/8ってほとんど市場が消滅したに等しいね。驚いた事に国内の新車バイク購入者の平均年齢は53歳なんだそう。53歳って、1980年代に10代後半から20代前半だった若者が歳をとった30年後の今もバイク購入の中心層だって事でしょ。もはや新車のバイクを買おうという若者は絶滅危惧種レベル。

なんでこんな事になったんだろうね。子供が減っているといっても、1/8って事はない訳で。若者がバイクからクルマに流れたのかというと、若者の車離れに苦しんでいる自動車業界をみるとそうでもなさそう。やっぱ最大の理由は自動車業界と同じでバイクメーカーが魅力的なバイクを作ってこなかった事じゃないかと思う。ホンダとヤマハはまぁ置いといて、スズキとカワサキの国内マーケット軽視ぶりときたらハンパ無いし。

規制緩和もやるべきだと思う。125ccバイクの普通免許への付帯もその一つ。だけど個人的には中型二輪(400cc)というガラパゴスな制度の見直しを一番最初にやるべきだと思う。中型二輪という制度を撤廃するのがいいと思うけど、どうしても残すなら欧州と同じ600ccにすべきだと思う。そうすればメーカーの開発負担も下げられるし、国内市場におけるバイクの魅力も増すと思う。