スケルトン2021年04月06日 22時52分12秒

DW-5600C
機械式の高級時計はメカが見えるようスケルトンバックになっているものが多い。クォーツと違って常に歯車が動いている機械式時計は、その動きが目に見えることで愛着が深まるのもあると思う。愛機スピードマスタープロフェッショナルは二桁万円で買える実用時計ながらも、昔からスケルトンバックのモデルがラインナップされている。スピードマスターのバックスケルトンモデルはAnti Magnetized用の軟鉄カバーを省略してるので、バックスケルトン仕様はムーンウォッチとしては邪道だけどね。

100万円をこえるプレミアムウォッチになると、背面だけでなく前面もスケルトンになっている両面シースルー構造も珍しくない。ムーブメントは機能的且つ芸術的にデザインされ、インデックスと一体化されて前面からもムーブメントが動いている様子を愛でることが出来る。動いているムーブメントが見られるのは面白いけど、ゴチャゴチャして視認性はイマイチ。機械式の高級腕時計は時計としての視認性よりも、個性や芸術性が重要になってくるんだと思う。

1000万円を超えるプレステージウォッチになると、ケースにサファイヤクリスタルを採用した全面スケルトンなんてのもある。もうスケスケ、見えすぎちゃって困るレベル(笑)。もうここまでくると高級なんだか安物なんだかよく分からなくなってくる。実物は安っぽくないのかもしれないけど、実物見たこと無いのでよく分からん。写真で見る限り高級なG-Shockの域を超えてないよーな... (^^;