価格発表2022年04月26日 21時44分47秒

1991年式 赤号
新型フェアレディZのラインナップと価格が正式に発表された。予想通り新型は価格が高くなっていて、最廉価なスタンダードグレードが500万円超えの524万1500円(6MT)とのこと。NDロードスターが2台買えちゃう値段。一番高価なのが先行して発表されているフェアレディZプロトスペックでの696万6300円(6MT)。こちらはNDロードスターが3台ほど買えちゃう値段。

先代よりもパワーアップした最高出力405psのエンジンを搭載し正常進化を遂げたモデルの位置付けなんだろうけど、歴代のZを知る身としてはやっぱ高くなったと感じるよね。それでもポルシェケイマンやボクスターと比べるとかなり安いし、ガチンコのライバルとなりそうなトヨタスープラと比べて高いという訳でもない。スポーツカーとしては十分競争力のある価格設定だと思うけど、Zもとうとう500万円超えかとため息をついてるニポン人は少なくないと思う。

だけど高いと言ってもそれはニポン人の感覚で、経済発展に伴って所得が増加し続けている欧米諸国ではお買い得感のある価格設定なハズ。新型Zの価格が高くなったことよりも、日本人が豊かになっていない事の方が問題だったりもする。値段うんぬんよりも、環境規制などスポーツカーに厳し目が向けられる時代にガソリンエンジンを搭載した新型Zを開発してくれたことに感謝したい。きっとガソリンエンジンを積む最後のZになるんだろうね。

イカズチイエローのボディカラーがイメージカラーみたいだけど、Zは赤やセメントグレー系の色も似合いそう。ボンネットやルーフをブラックにしたマンハッタンカラーも見てみないな(^^)