コンセプト2021年02月23日 22時37分25秒

EUNOS ROADSTER
最近この手のNAロードスターを紹介する記事が多い気がするけど、こういう記事ってページビューが期待できるのかな?NAロードスターについてよく知らない人を対象に書いているように思えるけど、そんな人がこういう記事を読む機会ってそう多くないよーな気がする。俺のようなロードスター好きがついつい読んでしまうので、それがNAロードスターのモデル紹介記事はページビューが稼げると思わせているのカモ(笑)。

リンク先の記事は内容に新しさは感じないけど、そつなく良くまとまっていると思う。4代に渡り30年を超えて存続し続けている理由を「ライト・ウェイト・スポーツ」というコンセプトの徹底であると分析しているのもいいね、同感。どうしてもスペックに目が奪われがちなスポーツカーにあって、マツダがNDで見せたボディサイズのみならずエンジンまでダウンサイジングしてライトウェイトスポーツを追求する姿勢こそ、ロードスターが存続し続けられている理由だと思う。こうしたアプローチはこの先ずっとクルマ好きの間で語り継がれ、このようなストーリがブランドの礎となっていくんだろうね。

だけど実際のところ、NA発売時にはマツダもそのユーザもも考えていなかった後付けの理由だと思う。最初はそんなこと考えてなかっただろうし、実際にNCまではモデルチェンジの度にボディのサイズアップとエンジンの出力向上を繰り返してきていたし。だけど世の中のヒット商品って、ヒットの理由なんてほとんどが後付けだと思うんだよね。基本的に数打ちゃあたる的なアプローチで、ヒットした商品が正解な訳で。

ロードスターが凄いのは30年にわたりそのコンセプトを曲げなかった点、それに尽きると思う。クルマという商品において、コンセプトを曲げずに作り続けるのは並大抵の事ではないだろうからね。4代目NDにしてその方向性は固まったので、次期NEの方向性はゆるぎないと思う。ただNDよりもカッコ良くて魅力的なパッケージングを提案する事は相当ハードルが高いと思うけどね(^^)