ブレーキレバー2023年10月02日 23時17分00秒

K3 Plus ブレーキレバー
K3 Plusのブレーキレバー、よく見ると樹脂製。樹脂製というとなんかカッコよく聞こえるけど、要はプラスチック。これがなかなか良く出来ているというか、チープじゃないんだよね。レバーホルダーもレバー本体も、どちらも樹脂でできている。結晶塗装のような表面に仕上がっていて、樹脂特有のバリみたいなものも見当たらない。ハンドルに固定するクランプ部のボルト受け部分にナットがインサートされているのを見て、ようやくこのブレーキレバーが樹脂製だと確信した次第。

アルミ製部品でも、安価なものは塗装とか雑なので質感は高くない。正直、下手なアルミ合金製のブレーキレバーよりもK3 Plusのブレーキレバーは質感が高い。軽量だし、剛性も確保されていて実用上の問題もない。まぁ剛性感は決して高くはないんだけど、レバーが撓ってフィーリングが悪いといったデメリットを感じるようなことはない。Captain stagのブレーキはホルダーが樹脂製でレバーがアルミ鋳物製だったんだけど、ブレーキレバーを握るとホルダーが撓るのが分かるほど剛性が低かった。さすがにダホンは有名ブランドだけあって、最低限の機能性や信頼性は確保されている模様。

樹脂製というとコストダウンパーツのイメージがあるけど、軽量化の視点で見ると樹脂パーツはアリな気がする。樹脂製パーツはそのチープな質感がウィークポイントだった訳で、質感が高ければ高機能パーツとしてのポジションも確立できると思うんだよね。自転車は樹脂製部品に置換できるパーツはそれほど多くなさそうだけど、クルマとかは内外装だけでなくエンジン回りの機能部品にも樹脂製パーツ凄く増えてるし。