EV2018年10月09日 23時06分35秒

VISION COUPE
この記事面白いね、なんかEVの事が身近に感じられてきた。EVというと完全にバッテリーで走行するクルマを想像しがちだけど、確かに普及する為には越えなければならない壁が幾つもある。少なくとも我が家が日産のLEAFを買おうにもマンションには充電インフラがない訳で、EVが選択肢に入ることは無い。何もうちのマンションが特別な訳ではなくて、隣近所のマンションで充電インフラが装備されたマンションなんて聞いたことがない。

骨子となるのがロータリーエンジンを使ったレンジエクステンダーというのは非常に説得力がある。「レンジエクステンダー付きのBattery EV(BEV)、プラグインハイブリッド、シリーズハイブリッドの3種のクルマを作り分ける。レンジエクステンダー付きのBEVは言わば電池切れ対策として発電機を積むEV、プラグインハイブリッドは容量の大きいバッテリーを積んでEV走行距離を増やしたハイブリッド、シリーズハイブリッドは、常時発電機を稼働させながら走行するEVとなる。」

なるほどね、シリーズハイブリッドなら今でも我が家のマイカーとして購入対象になり得る。10年後ならウチのマンションにも充電インフラを整えようという話になっていて、プラグインハイブリッドやBEVも購入対象になっているかもしれないし。

「レンジエクステンダーに最も重要なのはパッケージ効率」というのも大変興味深い。確かに1ローターのREを発電目的で使う場合、そのコンパクトさはレシプロエンジンの比ぢゃないと思う。スペアタイヤの様に横にして空きスペースに置くこともできるし、立ててモーターの様にドライブトレインの間に組み込むこともできる。RE技術を持つマツダにしか出来ないパッケージングがマツダ製EVの付加価値を高める事は間違いない。

将来マツダがEVのスポーツカーを作った時、その発電をREが担ってたらニヤけちゃいそう。なんかEVの将来が楽しみだね、長生きして見届けないと (^^)