Deltec2021年10月24日 21時06分26秒

Captain Stag フォールディングサイクル
最近のdahonの折り畳み自転車にはDeltecなる謎ワイヤーが取り付けられている。メインフレームのヒンジ部を渡ってるんだけど、ヒンジ部への負担を分散させる効果を狙っているとの事。「トップチューブとBB付近をつなぐこのワイヤーがあることで三角形が構成され、メインフレームヒンジ部への負担を分散」とあるんだけど、フレーム剛性を期待するなら突っ張りにも耐える鋼製のロッドで繋ぐべきでしょ。

メーカーの説明には無いけど、自転車の構造上(タイヤとシートポスト位置の関係上)フレーム中央のヒンジ下部には開こうとする力が働くので、ワイヤーでその力に抗ってやろうという意図なのかもしれない。その効果は期待できなくはないけど、ワイヤーに相当のテンションを掛けないとヒンジ部に掛る応力を分散させる効果は期待できないと思う。

いずれにせよワイヤーの張り具合が重要になってくるので、ヒンジの負担軽減の効果を期待するにはワイヤーの小まめなテンション調整が不可欠だと思う。そもそもワイヤーなんかで補強せずに、フレームやヒンジに十分な強度を持たせるべきだと思うけど。

このDeltecっていうワイヤーが付いてるからDahonの折り畳み自転車って買いたくないんだよね。以前ここでDahon K3 Plusが欲しいって書いたけど、K3にはDeltecが付いてるのにK3 Plusには付いてなかったりもする。自分で撤去できるかもしれないけど、最初から付いてないに越したことは無い。Deltecを廃止してくれないかな、そしたらDahonも選択肢に入るんだけどな~ (^^;