ダブルウィッシュボーンサスペンション2021年11月20日 20時37分16秒

KLX250
バイクにもダブルウィッシュボーンってあるんだね、安いバイクしか乗ったことないから知らなかった。確かにテレスコピック式だとキャスター角が付いてるので路面から伝わってくる垂直方向の突き上げを吸収するのには理想的ではないと思ってたんだよね。フォークのたわみを抑えるために太いチューブが必要になるし、剛性を高める目的で倒立フォークを採用するとオイル漏れを起こしやすくなってしまう。 ...実際マイKLX250のフロントフォークはオイルが滲んでるし(涙)

テレスコピック式のフロントサスペンションでは十分に吸収できなかった垂直方向の突き上げが、ダブルウィッシュボーン式にすることで効率よく吸収できるようになる。テレスコピック式よりもダブルウィッシュボーン式の方がフロントサスの動きがスムーズになるので、乗り心地の改善やコーナリング性能の向上が期待できそう。

その気になればリヤホイールもダブルウィッシュボーン化できると思うけど、リヤについては聞いたことがない。考えてみると、クルマと違ってバイクのスイングアームは進行方向と平行に配置されてるので、ダブルウィッシュボーン化してもメリットはあんまり無いんだと思う。そもそもタイヤは丸いので、サスがストロークしてもタイヤの接地面積はほとんど影響受け無さそうだし。