EOS 5D Mark II2008年09月22日 21時46分54秒

レイニードライブ
なんか凄いみたいだね、観音様のEOS 5D MkII。高解像度な2110万画素でありながらISO 6400をカバーし、拡張25600の超高感度撮影も可能。あくまでスペック上ではあるけれど、D3と同じ数字を20メガピクセルで実現してきた。

2ヵ月後の発売ながら、サンプル画もチラホラと出回り始めてる。物理的に有利な12メガピクセルセンサを積むD3に高感度ノイズでは多少劣るものの、驚愕の解像感と低ノイズが実現されている模様。これで実売価格が26万円っていうんだから相当頑張ってると思ふ、さすがは観音様。

しかしながら、果たして20メガピクセルにする必要はあったんだろーか?このクラスのカメラを買おうかと検討する人って、画素数の多さにこだわる人は比較的少ないよーな気がする。キャノンの技術でフルサイズ12メガピクセルセンサを開発したら、間違いなくD3を超える高感度性能が実現できてたろうに。

あるサイトで興味深い記事が紹介されてた。キャノンのエンジニアはマーケティング部門の指示で高画素モデルの開発を要求されているらしい。確かにエンジニアとしては、高感度撮影の絶対性能でD3に勝るモデルを開発したかっただろうね。

ニコンのマーケッティングは何を目指して居るんだろう。画素数競争に終止符を打つのはニコンかもしれないね、次期D4では敢えて高画素化はせずに更なる高感度撮影を追求して欲しいな(^^)

Nikon D80+AF Nikkor 28mm 1:2.8D
ISO 720, 28mm, 1/60sec, f2.8, -2.0EV