タワマン2017年03月03日 22時44分30秒

シンガポールのマンションからの眺め
週刊誌はなかなか過激な見出しをつけるね、タワーマンションを買った人は気分悪いんじゃないかなぁ。

知らなかったんだけど、タワーマンションって雨漏りしても修繕しないで放置されている住戸が多いって本当?確かに修繕がやり辛いのは分かるけど、壁から浸入した雨水が部屋の中に漏れてきたりするんだろーか。ちょっと疑わしい気がするけど、個人的にはタワーマンションの修繕には大いに疑問を持っている。バルコニーを構造体の外側に飛び出させて全周を覆うように設けて、修繕はバルコニーを足場にして行うように建物を設計すれば比較的リーズナブルに修繕できると思うけど、そんな構造になっているタワーマンションを見たことが無い。

タワーマンションは建物の資産価値が不動産価格の大半を占めているので、万が一建物に欠陥が見つかると資産価値は大きく下がる。資産価値を維持するには建物のコンディションを維持することが重要だけど、建物の修繕を行うのは容易ではない。そもそもタワーマンションは歴史が浅いので、参考になる前例がほとんど無い。維持するのにもたくさんお金が掛かるし取り壊すにもたくさんお金が掛かるタワーマンションは、30年後に多摩ニュータウン的な扱いになっていても不思議ではないと思うんだよね。

今住んでいるシンガポールのマンションは20階建ての17階。タワーマンションとまではいかないけど、窓からの眺めは悪くない。単身赴任中の住処としては居心地いいけど、高層階のメリットは景色と日当たりくらい。朝の忙しい時間帯はエレベータを待つことも珍しくないし、普段から風が強い日が多くて風きり音が結構うるさい。あと上層階は幹線道路の騒音が思いのほかうるさくて、風の弱い日でも騒音が耳障りなので窓をあける事はほとんど無かったりもする。

マイホームは7階建ての中規模マンションの5階。高層じゃないけど、周りは一戸建ての建ち並ぶ住宅街なので景色は悪くない。ベストは平屋の一戸建てだけど、そんな財力は無いので今のマイホームで十分満足してる俺。同僚の奥さんが病気でからだが不自由になったんだけど、木造3階建ての住宅での暮らしはかなり厳しそう。エレベータを増設するか、マンションに引っ越すことを余儀なくされそう。これからマイホームを手に入れようと考えている方は一考の余地があるかも。

タワーマンション2016年10月28日 23時04分57秒

夕焼け
30年前はバブルの全盛期で、都心に住宅を持つなんて夢のまた夢だった。住宅地は郊外へと広がり、通勤に1時間以上は当たり前なナントカニュータウンといった新興戸建て住宅地が開発された。「金曜日の妻たちへ」で舞台になった田園都市線沿いのすずかけ台とかオシャレな雰囲気で人気があったようだけど、都心まで通おうとすると最低でも1時間半は掛かると思う。今はどうなってるのかな?

バブル崩壊から25年たった今、都心にはタワーマンションが林立して新築でも6000万円とかで都心に住宅が買えるようになった。決して安い金額ではないけど、住宅ローンを組めばサラリーマンでも買える値段。少なくともバブル時代には有り得ない選択肢だった。バブル当時に今のような状況を予想できた人はほとんど居なかったんっぢゃないかと思う。

今のところタワーマンションは人気があって、中古価格も高値で安定している模様。タワーマンションで気になるのが住民の高齢化。大規模なものは1,000戸を超える総戸数というから、下手なナントカニュータウンよりも多い。当然ながら近い年代の住民が多く入居している訳で、30年もすれば高齢化の波が押し寄せてくる。築30年を超えたタワーマンションは今と変わらない魅力を保ち続ける事が出来ているんだろーか。

都心の立地という条件は変わらないので古くなってもそれなりの値段が付くかもしれないし、賃貸住宅として貸し出すことも可能かもしれない。だけどバブル時代に今の状況が予想できなかったのと同じで、30年先がどうなっているかは分からない。老朽化の進んだタワーマンションの安全性が問題になって入居希望者が居なくなっているかもしれないし、外国人居住者が増えて治安が悪化しているかもしれない。もし空き部屋が目立つ状態になっていたら、修繕積立金なども捻出できなくなって負のスパイラルに陥っている可能性もあると思う。

個人的には同じ価格の不動産物件に比べて、タワーマンションは不確定要素が大きいと思う。タワーマンションは建物(人工物)に対する価値が大半なので、想像以上に価値が下がる可能性は否定できない(あくまで個人的な意見)。ローンを払い終わる35年後に他の不動産物件と同等の資産価値を保っていると考えるのは楽観的過ぎると思うんだよね。むしろ現在は東京オリンピック前のご祝儀相場と考えた方がいいよーな気がする。

確かにタワーマンションの眺望は魅力的だけど、人生にとって必須かと言われれば否。どこに行くのも地上50階からエレベータで降りないといけないし、何らかの理由でエレベータが使えないとどこにも行けなくなる。利便性で言えば一戸建てが一番いい訳で、順番をつけると 一戸建て>低層マンション>高層マンション だと思う。

借金してタワーマンションを買う場合、少なくとも今問題として予見できる住民の高齢化の問題や安全性や修繕費用などの不確定要素からくるリスクを認識しておく必要があると思う。

贅沢2016年04月22日 22時55分17秒

春
俺は普段からあまり贅沢をしているつもりはないんだけど、ロードスターに乗っていると周りからは贅沢してるように思われていることがある。 ...贅沢って何なの?

贅沢に絶対値はない。お金持ちと貧乏人の経済力は違うし、金銭感覚も違う。俺が思うに、お金が無いのに借金してまで欲しいものを手に入れる行為は、お金持ちや貧乏人に関わらず贅沢って言えると思う。35年ローンで家を買って借金返済中の人、実は贅沢してるって分かってますか?3000万円を35年ローンで借りれば、優に4000万円を超える支払額になる。お金が無いのに家を買うなんて、俺に言わせれば超贅沢。この事実を認識していない人が意外と多い。

実はマンションは現金で支払った。 ...なのでもう金はない(笑)。独身時代は寮で過ごしたし、40歳過ぎるまで借家で我慢したし、海外出張も厭わなかったし、贅沢?せずに真面目に働いてきた。手持ち資金が準備できていたので4000万円のローンを組むことも検討したんだけど、どうしても借金が嫌だったので却下。

金銭面では住宅ローン控除などの恩恵が受けれるのでローンを組む方がお得なんだけど、どうしても借金することに抵抗を感じた。合理的じゃないのは分かってるけど、一方でお金の損得だけで決める人生なんてつまらんとも思う。借金のない自由な人生、プライスレス。一時的に手持ちの現金が少なくなるのが不安だったけど、保障を厚めにした医療保険に入っているのでマネーショートのリスクは小さいと判断。

俺が今まで買った物、マンション、フィット、マーチ、KLX、FTR、パソコン、腕時計、全部現金で支払ってきた。実は人生で一度だけローンを組んだのがロードスター。NA6が欲しかったんだけど、働き始めた社会人1年目にNA6がNA8にモデルチェンジしてしまい、お金を貯める時間が無かった。手元資金が無いのに借金したという意味では、20代にした唯一の贅沢がロードスターの購入だったとも言える。

特に若い人に言いたいんだけど、十分な手持ち資金を準備せずに住宅ローンを組んで家を買う事ってすごくリスキーだってことを認識した方がいい。ローンに月12万円支払うのと家賃に12万円支払うのは意味が全く違う。これから先ずっと老人になっても家賃を支払い続けるのもリスクではあるけど、家賃と同程度の金額をこの先35年にもわたって払い続けることを今確約してしまう住宅ローンは家賃の支払いとは比べ物にならないほどハイリスク。

20代や30代からこの先35年もローンを払い続けるなんて、楽天家を通り越して無謀に近いと思う。怪我や病気で働けなくなるかもしれないし、メンタルを病むかもしれないし、元気でも会社をクビになるかもしれないし。ローンの支払いが滞ると家を売ってローンの返済に充てることになるけど、物件の評価額の下落が大きく借金だけが残る可能性も十分ある。ローン支払いを終えるまでは自分の家じゃないからね。

この先ローンを組むとしても、俺は必ず借入金と同額のキャッシュが手元に用意できない限りローンは組まない。何でお金があるのにローン組むのか理解できないって人は、ローンを組む前にもう一度じっくりと考えるなり相談してみた方がいいと思う。身の丈に合った買い物しかしない、それが俺のポリシー(^^)