30年2025年03月20日 23時04分26秒

芝桜
地下鉄サリン事件から早30年が経過。サリンがまかれたのは営団地下鉄の丸ノ内線、日比谷線、千代田線。当時勤めている会社の事務所が新橋にあって、営団地下鉄の銀座線を使って毎日通勤してたんだよね。確か事件の日は月曜日だったんだけど、年度末ということで年休消化のために年休を取得してた。おかげで混乱に巻き込まれることは無く、TVでニュースを見て驚いたのを覚えている。当時の事務所の近くで起こったこともあり、日比谷線を使って通勤していて実際に被害にあった同僚もいた。

それにしても地下鉄の満員電車の車内でサリンがまかれるなんて前代未聞、安全であることが当たり前のニッポンで起きた史上まれにみる凶悪テロリズム。大きなイベントで荷物検査が実施されるようになったり、電車のフォームや街中からごみ箱が消えたりと、この事件以降それまでの当たり前がそうではなくなった。

30年前、当時俺はまだ社会人二年目の24歳。ロードスターには乗ってたし、嫁さんとも付き合ってたけど、結婚したのはもう3年後。スピマスプロはまだ買ってなかった。お金は持ってなかったけど、時間は今よりもたっぷりあったよーな気がする。あれから30年後の今も健康で元気に働いていられることに感謝しかない。30年前の俺に言ってやりたいね、「お前30年後もまだロードスターに乗ってるぞ」ってね(笑)

FD3S2025年03月19日 22時20分25秒

EUNOS ROADSTER
買っておいて損では無かったであろうモデル、俺にとってFD3Sはまさにそんなクルマ。FD3Sが絶版になったのは2003年。まだ若くて経済的にもさほど余裕は無かったけど、その気になれば買えていたのがFD3S。当時はロータリーエンジンを搭載した最後のモデルになる可能性も噂されており、将来プレミアムが付くのはほぼ間違いないと思われた。

何よりカッコよくて憧れのREスポーツが新車で手に入れられる最後の機会だったのに、FD3Sを買わなかった自分がちょっと情けない。当時は実家で動態保存するなんて発想もなく、東京で2台持ちは現実的じゃないという漠然とした思い込みに支配されてたんだよね。今なら迷わず買ってると思うけどね、思い切って2台いっちゃってたカモ(笑)。

じゃぁ今はどうかというと、そういうクルマは思い当たらない。R35 GT-Rが今年で絶版になるらしいけど、個人的にはポルシェカレラの方が256倍魅力的。ロータスエリーゼやS660は既に絶版になっちゃったたけど、今なら中古でもまだ状態のいいクルマが手に入るので、中古を狙うのもアリだと思う。S660は駆け込みで結構売れたので、中古市場でもタマ数は結構豊富。カーセンサーでも600台以上ヒットするので選び放題。

今新車で買えるクルマの中ではA110が魅力的かな。円安で1000万円超と結構なお値段になっちゃったけど、登場時は700万円台で買えたんだよね。ミッドシップなピュアスポーツが700万円なら高くは無いよね、また円高になってくれないかな(^^)

シンガポール2025年03月18日 22時54分37秒

EUNOS ROADSTER
この記事を見ててショックだったのが各国の平均年収の表。シンガポールの平均年収はなんと890万円なんだそうな。ニポンのほぼ2倍。もちろん昨今の円安の影響が大きいんだけど、為替相場は国力を反映してる訳だから、甘んじてこの結果を受け入れるしかない。この30年でニポンはほんと貧しくなっちゃったけど、見方を変えるとニポンのお金持ちはメチャ安くクルマに乗れるって事だね。

そんなシンガポール、カローラの価格がなんと1,750万円。10年くらい前もカローラが1000万円近くするって言われてたけど、いまや1,750万円と世界一高額。これはシンガポールでクルマを所有するための権利的な費用も含まれた価格なので、ニポンでカローラの2倍の値段のクルマがシンガポールで3500万円する訳ではない。例えばカローラが1750万円だとすると、BMWは2200万円とか。カローラに1750万円出せる人は十分お金持ちなので、もう少し出してBMWを買うという人も多くなる。シンガポールに高級車が多い理由がこれ。

シンガポールで旧車を維持する為には、さらに高額な権利的費用を支払う必要がある。だからシンガポールでは古いクルマをほとんど見かけることがないんだよね。以前仕事で知り合ったシンガポール人が古いアルファロメオに乗ってたんだけど、シンガポールで旧車を所有するのって相当な道楽らしいんだよね。シンガポールでは結構な富裕層でないと5台のNAロードスターを所有できないハズ(^^)