R32 GT-R2025年06月29日 21時39分24秒

花の89年組
R32 GT-Rはカッコよかった。当時の馬力規制上限の280psを絞り出す新開発2.6L直列6気筒ターボエンジンを搭載し、最新の4WDドライブトレインを採用したパッケージングでクラス最高の性能を誇った。エクステリアデザインも洗練されていて、ブリスターフェンダーによって3ナンバー化されたGT-Rはさらに迫力が増してカッコよかった。自分が社会人になった頃に新車で買えたということもあり、R32への思い入れはそれなりに強い。自分は買わなかった(買えなかった)し、買った友人もいなかったけど、2L直列6気筒ターボエンジンを搭載した後輪駆動のR32 type-Mを買った友人は2人いた。

当時R32 GT-Rは445万円のプライスタグを付けていて、当時社会人になりたての俺にはめちゃ高価だった。だけど当時と今を比べてもニポン人の所得はあまり増えていないので、実は今と比べるとかなり買い易かったと言える。今R32 GT-Rのようなクルマを市販しようとすると1000万円超えは間違いないよね。給料が2~3倍になってる欧米人にとっては似たような感覚かも知れないけど、ニポン人サラリーマンにとっては高嶺の花になってしまった。

そんな憧れのR32 GT-Rも、底値の時には150万円くらいで買えていた。250万円出せは、ちゃんとしたコンディションのGT-Rを手に入れることができた。それが今は1000万円超えは当たり前、Goo netで一番高い車両はなんと1850万円。第2世代GT-Rの中では一番タマ数が多くて古いR32 GT-Rは比較的割安だったんだけど、もう手が出せないほど価格が高騰してしまった。Goo netで一番安い修復歴アリの走行距離改ざん車でも410万円。いやはや、とんでもない時代になってしまった(--;

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