トランク2015年03月01日 21時56分32秒

NA6 トランクリッド
リヤのオーバーハングが大きく切り詰められ、スタイリッシュでカッコイイNDロードスター。これだけリヤ周りがコンパクトだと、気になるのがトランク容量。プロトタイプを見てみると、トランクルームはやはりかなり小さそう。深さはそれなりにあるようだけど、横への広がりは狭そう。トランクの開口部が小さいのは、なんとなく車体剛性に貢献していそうな感じがして○。NDのトランクは明らかにマイロドスタよりも小さいんだけど、この潔さがまたたまんないね(^^) ←ライトウェイトスポーツばか

NDのトランクにはダンパーが付いている。高級そうでイイね、さすがは250万円(笑)。NA6はダンパー代わりにスチールロッドのねじれる力を使ってるので、開けるたびにギギィって音がする。そのチープな音も長年乗ってると味に感じられて嫌いじゃないんだけど、NDのダンパー採用に大人のスポーツカーとしての進化を感じる。このダンパーのケースやブラケットがアルミ材だったりしたら痺れちゃうんだけど、流石にそんなところにコストは掛けられないか。

NDのトランクリッドはアルミ製。リッド自体がかなり小さそうだし、アルミ製なので相当軽そう。NA6でアルミ製のパーツはボンネットフードくらいだったのが、NDではボンネットフードはもちろん、トランクリッドやフロントフェンダーもアルミ化されているとのこと。アルミ製のパーツは足回りにも採用され、フロントアッパーアーム、ロアアーム、パワープラントフレーム、リアハブサポート、そしてフロントナックルなどがアルミ化されているんだそう。NDは下にもぐるのが楽しくなりそう。

NA6のトランクルームは実は意外と広い。NA6のトランクにテントやクーラーボックスを詰め込んでキャンプに出掛けたこともあるし、フォールディングカヤックを積んで相模川に出掛けたこともある。フォールディングカヤックはかなり嵩張るので工夫しないと入らなかったけど。元々はトランクの中にテンパータイヤが入ってたんだけど、新車の頃から降ろしたまま。テンパータイヤの分だけ確実に軽くなるし、トランクは広くなるし、いわゆるWin Winの関係(パンクのリスク無視、笑)

雑誌やネットではトランクにゴルフバッグが入るとか入らないとか、スーツケースが入るとか入らないとか、スポーツカーの積載性についてナンセンスな評価をしている記事を見掛けることがある。スポーツカーは利便性を犠牲にしてでも走りを優先するから魅力的なのであって、ロードスターにゴルフに行ける積載性とか言われても嬉しくない。その狭いクルマで旅行に行けばまたそれが楽しい思い出になるのであって、旅行にも行ける快適なNDが欲しいかといわれれば疑問。NDをみると、そのへんのところもマツダは良く分かってるなって思う。