黒号 ― 2021年06月15日 23時30分28秒
本邦初公開!1992年式NA6CE 5MT、ブリリアントブラック(Sスペシャル)。車両番号は203,000番台。走行距離およそ90,000km、修復歴なし。2018年の初めに購入した1台で、親戚のクルマ屋の紹介で前オーナーより譲渡証付きで購入。格安の中古車両という事で、購入前の実車確認はしていない。10年以上ボディカバーを掛けた状態で屋外で放置されていた車両。その間エンジンは掛けてなかったようだけど、バッテリーを繋ぐとエンジンは白煙を吐きつつも一応掛った。
前オーナーは親戚のクルマ屋の知り合いで、その前の初代オーナーも知人なので経歴ははっきりしている。自分を入れて3オーナー車。オリジナルの塗装は焼けは無く艶が保たれているものの、各所に汚れやくすみ、えくぼや小傷多数。
幌はNBガラス幌に交換されるんだけど、長年の放置の為に布の部分にシミなどの汚れが目立つ。ボディの状態は良好で、フロア下面に大きな凹みやぶつけた跡などは見当たらない。ホイールはなぜかNA8用の純正アルミが装着されている。車高調が入っていて、シャコタンで見た目が超カッコいい(笑)。リアトランクには純正の羽を外した跡(穴)がある。
内装も比較的きれい。ダッシュボードは割れ無く、たばこの臭いも無く禁煙車両と思われる。スピーカーグリル周りには純正キックプレートが装着されている。運転席側ドア内張にダメージあり。エンジン始動は手作り感あふれるプッシュスタータに変更されている。プッシュスタータの取り付けは親戚のクルマ屋さんによるもの。
派手な赤と黒のチェッカー模様のフロアマットが付いてたけど、これは確か純正オプション品。純正のMOMO製ステアリングはスポーク付け根に剥がれあるも、十分使えるレベル。俺の趣味に合わないアルミA/Cパネルが装着されている。こういう部分をノーマルに戻すのも楽しみに感じるから旧車趣味はやめられない。
エンジンルーム内は10年放置の割には綺麗な気もする。カムカバー表面は酸化して派手に粉が吹いてたけど、拭いたら綺麗になった。エアクリはHKSパワーフローに交換されているけど、スポンジが劣化してて触るとカステラの如くぽろぽろに砕け散ったのでマイNA6のお古を装着(笑)。
排気系は社外品に交換されている。エキマニはマキシムワークス製。マフラーはメーカー不明のスチールマフラーが付いてるんだけど、それほどうるさくはない。出口も70%なので、個人的にはこのままでもOK。問題はキャタライザー、ストレートパイプ仕様で排ガスが臭い。もちろんこのままでは車検に通らないし、何より臭いのでまずは触媒を探さないといけない。
ラジエターを含む水回りは未交換で、アッパータンクは茶色に変色。納車後エンジンオイルとクーラントを交換したらミルクティのような色のクーラントが出てきて、10年のブランクの長さを実感。エンジンは始動するも、畑の周りを走ると2000-3000回転付近で息継ぎするのが気になった。
この車両にはAPEXiのエアフロコントローラが装着されているんだけど、こいつが息継ぎの原因と疑われたので設定を変更。説明書を見ながらエアフロ信号がそのまま出力されるようセッティング変更(リセット)するも、症状は変わらず。エアフロコントローラなんて百害あって一利なし、もちろん撤去するつもり。
次に点火系の不具合を疑い、赤号の純正プラグコードに交換してみるも症状は改善されず。プラグをマイNA6のお古のNGKに交換してみたところ、息継ぎの症状は完全に消えた。プラグって劣化するんだね。ちなみに付いていたプラグはDenso製だった。同じ車が複数あるとトラブルシューティングが楽なことを実感。
エンジンの息継ぎの症状が無くなると、黒号はすこぶる調子が良く感じられるようになった。放置車両だったので登録するには最低限ホース類など交換が必要だけど、レストアベース車両としてはかなり恵まれた個体だと思う。シャコタンでカッコいいし、何より格安で入手できたし(^^)
前オーナーは親戚のクルマ屋の知り合いで、その前の初代オーナーも知人なので経歴ははっきりしている。自分を入れて3オーナー車。オリジナルの塗装は焼けは無く艶が保たれているものの、各所に汚れやくすみ、えくぼや小傷多数。
幌はNBガラス幌に交換されるんだけど、長年の放置の為に布の部分にシミなどの汚れが目立つ。ボディの状態は良好で、フロア下面に大きな凹みやぶつけた跡などは見当たらない。ホイールはなぜかNA8用の純正アルミが装着されている。車高調が入っていて、シャコタンで見た目が超カッコいい(笑)。リアトランクには純正の羽を外した跡(穴)がある。
内装も比較的きれい。ダッシュボードは割れ無く、たばこの臭いも無く禁煙車両と思われる。スピーカーグリル周りには純正キックプレートが装着されている。運転席側ドア内張にダメージあり。エンジン始動は手作り感あふれるプッシュスタータに変更されている。プッシュスタータの取り付けは親戚のクルマ屋さんによるもの。
派手な赤と黒のチェッカー模様のフロアマットが付いてたけど、これは確か純正オプション品。純正のMOMO製ステアリングはスポーク付け根に剥がれあるも、十分使えるレベル。俺の趣味に合わないアルミA/Cパネルが装着されている。こういう部分をノーマルに戻すのも楽しみに感じるから旧車趣味はやめられない。
エンジンルーム内は10年放置の割には綺麗な気もする。カムカバー表面は酸化して派手に粉が吹いてたけど、拭いたら綺麗になった。エアクリはHKSパワーフローに交換されているけど、スポンジが劣化してて触るとカステラの如くぽろぽろに砕け散ったのでマイNA6のお古を装着(笑)。
排気系は社外品に交換されている。エキマニはマキシムワークス製。マフラーはメーカー不明のスチールマフラーが付いてるんだけど、それほどうるさくはない。出口も70%なので、個人的にはこのままでもOK。問題はキャタライザー、ストレートパイプ仕様で排ガスが臭い。もちろんこのままでは車検に通らないし、何より臭いのでまずは触媒を探さないといけない。
ラジエターを含む水回りは未交換で、アッパータンクは茶色に変色。納車後エンジンオイルとクーラントを交換したらミルクティのような色のクーラントが出てきて、10年のブランクの長さを実感。エンジンは始動するも、畑の周りを走ると2000-3000回転付近で息継ぎするのが気になった。
この車両にはAPEXiのエアフロコントローラが装着されているんだけど、こいつが息継ぎの原因と疑われたので設定を変更。説明書を見ながらエアフロ信号がそのまま出力されるようセッティング変更(リセット)するも、症状は変わらず。エアフロコントローラなんて百害あって一利なし、もちろん撤去するつもり。
次に点火系の不具合を疑い、赤号の純正プラグコードに交換してみるも症状は改善されず。プラグをマイNA6のお古のNGKに交換してみたところ、息継ぎの症状は完全に消えた。プラグって劣化するんだね。ちなみに付いていたプラグはDenso製だった。同じ車が複数あるとトラブルシューティングが楽なことを実感。
エンジンの息継ぎの症状が無くなると、黒号はすこぶる調子が良く感じられるようになった。放置車両だったので登録するには最低限ホース類など交換が必要だけど、レストアベース車両としてはかなり恵まれた個体だと思う。シャコタンでカッコいいし、何より格安で入手できたし(^^)