白号2021年06月17日 20時35分20秒

本邦初公開!1998年式NA8C 5MT、シャストホワイト(Sスペシャル)。車両番号は404,000番台。走行距離およそ180,000km、修復歴なし。2018年の初めに購入した1台で、実家近くのクルマ屋から納車整備された車両を前オーナーの譲渡証付きで購入。格安の中古車両という事で、購入前の実車確認はしていない。

見るからにマルチオーナー車、走行距離も伸びていて程度は良くない。オリジナルの塗装は焼けが酷く艶消し白状態、ドアはNA6用に交換されたようで色もフェンダーと合っていない。ボディ同色のハードトップが付いているけど、再塗装されていて状態も良くない。ハードトップのガラスは熱線のない初期仕様(これは良いカモ)。畳まれたオリジナル幌はまだ広げた事がないんだけど、黄色く焼けて相当劣化が進んでいるように見える。
白号 幌
ボディの状態もイマイチで、フロア下面に大きな凹みやぶつけた跡多数。マッドガードにもヒットの跡と塗装の割れあり。右のドアのエッジにはぶつけたと思われる傷と塗装の割れ、茶色い錆の跡などが認められる。スポーツカーじゃないと廃車になっているレベル。テールランプは趣味の悪いクリアテールに変更されていたので、某クションでゲットして磨いた純正テールランプユニットに交換済み。ノーマルのテールランプってカッコいい。
白号 アンダーフロア
内装のコンディションも良くない。ダッシュボードにひび割れあり、たばこの臭いも染みついている。正直臭い、ノンスモーカーの俺には耐えがたいレベル。運転席側シートにたばこの焼け跡あり。純正キックプレートが装着されたドア内張は比較的綺麗。驚くほど趣味の悪い(笑)ステアリングと丸い金属シフトノブが装着されていた。ステアリングは耐えられなかったので、ユーノス純正のMOMOに交換済み。NA8なのに、ドアの内張はNA6用。
白号 内装
納車前に掃除してくれたらしく、エンジンルームは比較的綺麗。エンジンルームで一番最初に目につくのが純正タワーバー、黒いタワーバーはカッコいい。エアクリはキノコ型の社外品(K&Nタイプ)に交換されている。ライトはカッコ悪いレイブリックのマルチリフレクターが取り付けられている。
白号 レイブリック
走行距離は進んでるけど、エンジンの調子は意外と悪くないカモ。テンパチらしくトルクが厚くて、明らかにB6よりもトルクフルで加速が良く感じられる。ただセルを回す時間がちょっと長いカモ。セルをひねってキュルキュルキュルボンって感じ。 ...ちなみにマイNA6はキュルボン(笑)。愛機は圧縮比アップしてるとは思えない程エンジンの掛りがいい。ラジエターを含む水回りは納車整備の時に新品に交換済済み。エキマニ、マフラーはノーマルで、マフラーのタイコとパイプの接続部に排気漏れの修理跡アリ。
白号 エンジンルーム
結構ポンコツなNA8だけど、10年後は100万円じゃ手に入らないカモ。少々程度が悪くても、今なら買って損することはないよーな気がする(^^)