太平洋のレアアース泥が日本を救う ― 2012年09月16日 22時57分57秒
この本は面白かった。知ってるようで知らなかったレアアースの定義に始まり、その希少性と重要性、生産が中国に偏っている理由とその問題点、海底鉱床発見の経緯と意義、資源開発の可能性と経済性評価、そして著者の将来の日本と子供たちのために何ができるかという熱い思いが綴られている。
日本の未来に希望を感じられる内容なのがいい。南鳥島周辺のEEZに存在する膨大な量のレアアース泥、何とも夢があってワクワクする話。著者が書いているようにいい話ばかりかどうかは分らないけど、領海・排他的経済水域(EEZ)の面積を考慮すると日本が世界第6位の海洋大国であるのは事実。海洋資源の開発が日本に明るい未来をもたらす可能性は十分あると思う。
著者は東京大学の准教授。ネイチャー・ジオサイエンス誌でこの成果を発表した研究者本人。当たり前のことかもしれないけど、レアアース泥を発見した本人の言葉には説得力がある。自らの研究の自慢話もふんだんにちりばめられているが、不思議といやみに感じない。
人の自慢話ほど面白くないものはないけれど、面白く読めてしまうのは大きな成果を出しているからなのかな?(^^;
日本の未来に希望を感じられる内容なのがいい。南鳥島周辺のEEZに存在する膨大な量のレアアース泥、何とも夢があってワクワクする話。著者が書いているようにいい話ばかりかどうかは分らないけど、領海・排他的経済水域(EEZ)の面積を考慮すると日本が世界第6位の海洋大国であるのは事実。海洋資源の開発が日本に明るい未来をもたらす可能性は十分あると思う。
著者は東京大学の准教授。ネイチャー・ジオサイエンス誌でこの成果を発表した研究者本人。当たり前のことかもしれないけど、レアアース泥を発見した本人の言葉には説得力がある。自らの研究の自慢話もふんだんにちりばめられているが、不思議といやみに感じない。
人の自慢話ほど面白くないものはないけれど、面白く読めてしまうのは大きな成果を出しているからなのかな?(^^;