イナニマル2015年09月17日 21時38分37秒

マツダスピードBスペック
バルタイ調整で予想以上に中低回転域のトルクがアップして、俄然面白くなったマイロードスター。やっぱりクルマはトルク特性が大事。色々とバルタイを調整してみてピークパワーに騙されてはいけないことを身をもって学んだ。現在の仕様はライトウェイトスポーツとしてバランスがよくて運転が面白いし、アクセルを踏んだ際のトルクのツキがいいので結構速いと思う。

今凄く気になりだしているのが更なるエンジンチューン。B6エンジンにオーバサイズの81mmピストンを組んだイナニマル(1720cc)仕様ってヤツ。いわゆるボアアップ、あぁなんて麗しい響きなんでしょ♪(^^) 夏にクルマ屋さんと話した際、B6のイナニマルは吹け上がりのいいフィーリングはそのままにトルクがアップして凄く面白いと聞いて、俄然ボアアップに関心が高まってきた俺。

絶対的なパワーやトルクが欲しいならBPをベースにしたメカチューンが手っ取り早いのは分かっている。だけど俺が欲しいのはB6のフィーリング。俺はB6の荒々しい吹けあがりが好き。BPのモッサリとしたフィーリングは好きになれないんだよね、幾らパワーが出ていてもBPのフィーリングでは満足できないと思う。

イナニマル仕様にしても愛車はもちろんストリートメイン。シングルスロットルでカムの作用角は256度、レッドゾーンは7500rpmあたりからで十分。フルチューンするならハイカム入れて高回転を狙わないと意味がないっていう人もいるけど、俺は必ずしもそうは思わないんだよね。もちろん8000回転超までストレス無く吹け上がる気持ちよさも分かるけど、耐久性を犠牲にしてまで高回転域まで回したいとは思わない。無理してパワーをひねり出すよりも、厚い低回転域のトルクがあった方が楽しいと思う今日この頃。

昔から鍛造ピストンや鍛造コンロッドを使って組んだエンジンを使ってみたいと思っていた。バランス取りしたエンジンはストリートでも気持ちがいいし、ストリートメインなら低速トルクを犠牲にしないLジェトロという選択もアリだと思う。ハイコンプピストンを入れて圧縮比を上げ、中低回転域重視のバルタイ設定にすれば、排気量アップと相まってトルクモリモリの理想のロードスターになりそう (^^)