音茶楽Flat42016年02月20日 23時03分17秒

マリナベイ
音茶楽Flat4シリーズ、面白いヘッドホンが出てたんだね。この記事を読んで知ったんだけど、音茶楽は元ソニーのエンジニアが独立して立ち上げたブランドなんだそう。それも一世を風靡したインナーヘッドホンの先駆けとなったN・U・D・Eシリーズの開発に携わっていたエンジニアというから驚かされる。

SONYのヘッドホンは音がいいだけじゃなくて、デザインも洗練されていた。ウォークマンに同梱されていた初代N・U・D・Eターボも好きだったんだよね、インナーヘッドホンをカッコいいと思ったのはあれが初めてだった。

記事の中で出てくるMDR-E484のことは今もはっきりと覚えている。当時のN・U・D・E turboシリーズの普及モデルが3000円くらいだったのに対し、MDR-E484は定価8000円というインナーヘッドホンとしては破格の値段だった。ヘッドフォンがオーディオアクセサリーとして扱われていた時代、ソニーはインナーヘッドフォンをオーディオ機器として扱った初めてのメーカだったと思う。

MDR-E484は寮の同室だった健ちゃんが買った。シャープでいい音がしてたんだけど、そのうちに傷んできて使えなくなったように記憶している。当時のインナーヘッドフォンは耐久性がイマイチだったんだよね、特にハウジングを覆っていたラバーリングが劣化してダイアフラムが本体から外れてしまうトラブルが多かった。値段が高いと言っても8000円なので、補修してまで使う人は少なかったんじゃないかな。

それにしても個人でヘッドフォンを作れるって凄いと思う。デザインするだけじゃなくて実際の製品として世に出しちゃうんだもんね、ホント凄い。Flat4ってどんな音がするんだろうね、いちど試聴してみたい。試聴したら最後、絶対買っちゃいそうで怖い(^^;