マラソンレーサー2023年02月26日 21時30分20秒

シュワルベ マラソンレーサー
シュワルベ マラソンレーサーをホイールにセットしたんだけど、噂通りビードが上がらなかった。ビードが上がったかどうかは、タイヤの周囲にある反射プリントを見れば分かる。ビードが正常に上がっている部分は反射プリントがリムから5mm程度離れた位置で均一な円を描くんだけど、ビードが上がっていない部分は反射プリントがリムにくっついたままになる。

まずはフロントホイールにタイヤをセット。プラスチックのタイヤレバー2本で無理なくセットできた。規定値最大の6Barまで空気を入れてもビードは上がる気配なし。空気を抜いてビードの上がらない部分を手でもんでみたり、ビードワックスを塗ったりしながら何度か空気を入れ直してみたんだけど、ビードが上がる気配はない。埒があかないので最終手段、ラプチャー覚悟でビードが上がるまで空気圧を上げる戦法でいく事にした。

ブリジストンの空気入れでポンピングする事65回、まだビードは上がらない。エアゲージで空気圧を測ってみたところ何と8Bar!タイヤはパンパン、破裂しそうで怖い。それでもビードが上がらないので更に空気を入れ続け、何とかビードを上げる事が出来た。ブリジストンのエアポンプでもなかなか空気が入らないレベル。空気圧を測ってみると9Barちょい、もうヤバいっす(ioi)。そこから空気を抜いて5Barまで下げたんだけど、ビードは落ちなかったのでとりあえずOK。

リアもフロント同様、規定値の6Barではビードが上がる気配無し。8Barまで上げてもビードが上がらないので、一旦空気を抜いてビードワックスを塗って再挑戦。今度は3Barくらい空気が入ったところでプシューって音がして空気が抜けた。なんとチューブがパンクしたではないの。チューブを取り出してみると4カ所くらい凹みが認められたんだけど、その内の一つが穴が空いていた。

これって完全に出荷時からある不良だと思われる。パナレーサーのリムテープを巻いてるのでスポーク穴によるダメージではないし、そもそも4カ所の凹みは1cm程度の等間隔なのでホイールによる傷とは考えにくい。ダメージ箇所が多くて修理も難しいので、ワイズロード船橋店で新しいチューブを買ってきた。今回もシュワルベにしたんだけど、ちょい重い95gのチューブしか置いてなかった。まぁ厚手の方がパンクしづらいでしょ、きっと。

すったもんだしながらも何とかタイヤをセットできたんだけど、それにしてもマラソンレーサーはビード固すぎ。出先でパンク修理しても、コンパクトな携帯エアポンプじゃビードは上げられるとは思えない。スリックタイヤよりはパンクしづらいだろうから、携帯エアポンプは持参せずにパンクしたら諦めて助けを呼ぶのが良さそう。