正解は10年後2024年05月31日 22時55分03秒

Dahon K3 Plus
俺が小学生の頃、「貯金が1億円あれば働かなくても十分暮らしていける」という話を聞いたことを覚えている。銀行に1億円預けていれば資産を減らすことなくその利子で暮らしていけるという、昭和版「FIREの勧め」(笑)。正直1億円がどのくらいの価値なのかはよく分かってなかったけど、子供ながらに興味深い話だったので強く印象に残っているんだと思う。1974年に建てられた母校(小学校)の建築費が1億2000万円と聞いたことがあったので、学校が建てられるくらいの大金だと思ってた(笑)。

1980年当時の定期預金の金利は6~8%だったらしいので、1億円を定期預金しておけば600~800万円の利息を受け取ることが出来た模様。これは40数年後の現在のサラリーマンの平均給与額よりもかなり高いし、1980年頃は現在より物価もだいぶ安かったはずなので、確かに働かなくても十分な生活ができたハズ。当時は一般の人が資産運用を始める環境も今ほど整ってなかったと思うし、1億円の資産を作るのは現在10億円の資産を作るのと同じくらいのハードルだったかもしれない。

話変わって、いま俺が所有しているドル定期預金の金利は5%(税引き後だと4%)。もし1億円相当分のドル預金があったとすると、金利は400万円相当ということになる。この額だとアメリカでは暮らせないだろうけど、ニポンはサラリーマンの平均所得が485万円なので、金利収入が400万円あればまぁ人並の暮らしはできると思う。はてさて、これは喜んでいいものかどうなのか?(--;

じゃ日本円を預金金利の高いドルに換えて、ドル建てで資産を持てばいいって話なんだけど、超円安の今ドルを買うと将来為替で損をするリスクも少なくない。一体何が正解なのか、さっぱり分からん。まぁ未来のことはだれも予測できないから、資産は分散して持つのが正解なんだろうね。資産を分散させることでリスクはある程度ヘッジできるけど、それだと大儲けも期待出来ないんだけどね(^^;