50mm2013年06月24日 22時51分05秒

ロードスター@船橋
焦点距離50mmは難しい。景色を撮るには画角が狭いし、車やバイクをアップで撮ろうとするとイマイチ寄れずに遠近感が出てカッコ良く撮るのが難しい。不便だし難しいんだけど、それ以上に面白いのが50mm。通常D700には28mmを使うことが多いんだけど、時々50mm/f1.4 Dを付けて出かけると凄く新鮮で写真を撮るのが楽しく感じるんだよね。

初めて買った一眼レフカメラ(ミノルタXG-S)のレンズも50mmだった。当時は50mmが標準レンズと呼ばれ、レンズセットには大抵50mmの単焦点レンズが付いてた。今思えば50mmが標準っていうのも凄いね、単焦点レンズ1本でカメラデビューしてたんだもんね。よく50mmは人間の目の画角とほぼ同じとか言うけど、ホントなのかな?

当時も今もなかなか納得のいく写真は撮れないんだけど、50mm単焦点レンズは明るくて安価なので重宝してた。今でこそISO 6400が常用できたりするけど、フィルムカメラの時代はせいぜいISO 400。写真撮影はシャッター速度との戦いだったから、開放F値1.4というのは心強かった。

上の写真は50mm/F1.4Dで撮ったもので、露出補正以外には特別なことは何もせず普通にプログラムオートで撮影した写真。他の焦点距離では出せない独特の空気感のような感じが好きなんだけど、この感じはボケの具合からくるのかな?レンズの個性によるところも大きいと思うんだけど、それだけではないのも確か。