新生GR2013年06月02日 09時22分54秒

葉っぱ
近所のヤァマダ電気でRicohの新型GRを見てきた。展示機は電池が減っててほとんど使えなかったんだけど、それ以前に大きさにガッカリ。フィルム時代のGRとほぼ同じと言うボディは、GRDを使い慣れた手には同じカメラの後継モデルとは思えないほどに大きく感じた。手に持つとしっくりと馴染むんだけど、GRDに比べるとやはり大きい。

大きいので購入意欲がうせたかと言われれば否。大型センサを積んで高感度に強いのは凄く魅力的だし、APS-Cサイズのセンサーを搭載したモデルでクラス最小と言う事実も変らない。ローパスフィルターレスというのも興味がある。あと使い慣れたGRDの操作性が踏襲されていて、違和感なく使える点も高評価。 ...だけどデカい。

20年近く前に初めてGRの原型ともいえるRicoh R1を見たときの第一印象は「小さい」だった。それと同時にちょっとえげつない形だなって思った。フィルムカメラは最低限パトローネを収めるための厚さが必要なんだけど、それをグリップ部の膨らみで吸収するデザイン。はっきりといってカッコ良くないと思ったんだけど、手に持つとこれがしっくりと来る実に合理的なデザイン。

新型GRはあのフィルム時代のGRと同一のディメンジョンというから、知らないうちにGRDの小型ボディに慣れてしまってたんだね。フィルム時代のGRは定価9万円と言うから、当時のカメラはまだまだ高級品だった。それに比べると新型GRは電子デバイス満載なのに安いね、まるでバーゲンプライス(^^)