曲面ディスプレイ2019年09月09日 23時16分03秒

Mazda RX-VISION
日本ではあまり見かけないんだけど、海外では家電量販店の店頭で曲面ディスプレイのTVをよく見かける。曲面ディスプレイはサムスン一押しの商品で、視聴者は映像に包まれる没入感が得られるらしい。海外ではサムスンがTVのトップメーカで、それを追うようにLGや安価な中国メーカの商品が店頭に並んでいる。SonyやPanasonicも無くはないけど、あくまでマイナーな存在。

サムスンの曲面ディスプレイを見るたび、なんか90年代のニポンの電気メーカを思い出すんだよね。技術的にはかなり難易度の高い製品だと思うけど、それは一般消費者が求めているものかというと答えはNOだと思う。ブラウン管TVの時代は如何に平面を実現するかが課題だった。理由は明快、TVを見るにもビジネスでCADを使うにも、明らかに平面ディスプレイの方が優れているから。液晶ディスプレイの普及でようやく平面ディスプレイがスタンダードになったのに、反りが逆とは言え今さら曲面を推されても。

曲面ディスプレイってセンターで視聴する人物以外はメリットを享受できないばかりか、むしろデメリットの方が大きい。ディスプレイを独り占めできるひとも、中心にいないとデメリットが大きくなる。言いかえると見る場所を制限される不便なTV。壁にもっピッタリ設置できないし、平面ディスプレイに比べてディスアドバンテージが大きすぎる。これってメーカの技術の押し売りの典型だと思うんだよね、サムスンは確実に日本の家電メーカの轍を踏んでいると思う。

サムスンは今中国メーカーの猛追を受けている。コスト競争では勝ち目が薄いので、製品に高い技術を投入して差別化しようとしているのは分かるんだけど、空回りしていると思う。そのうち4Kも8Kも当たり前になるだろうし、大画面化も100インチくらいを上限に収束するんじゃないかな。それより大きなTVを作っても、一般家庭では置く場所がないだろうからね。なすすべなくサムスンは凋落するのか、それとも起死回生の妙案はあるのか、しばらくはサムソンから目が離せないね (^^)

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