チョイノリ ― 2021年08月24日 23時29分32秒
スズキはホンダやBMWと同じく、バイクとクルマの両方を作ってるメーカーの一つ。このスズキってメーカーは面白くて、時々とんがったモデルを市販する。軽FRスポーツのカプチーノとか、レトロなデザインのSW1とか。SW1なんて登場が30年早かったね、今ならもっと話題になってたんじゃないかと思う。
デザインや性能だけでなくて、低価格に挑戦したモデルも少なくない。4輪ではシートを簡素化するなどして商用車登録とした初代アルトやマイティボーイなんかが有名。マイティボーイは1983年当時の販売価格が45万円と、ちょっとしたバイク並みの値段。マイティボーイは軽自動車規格に準拠したピックアップトラックという、よく考えてみたらカプチーノより攻めたコンセプトなんだよね。よく市販したものだと感心してしまう。
クルマだけでなく、バイクでも価格の限界に挑戦したのがチョイノリ。エンジンの始動はキック式(セルスターター非搭載)、ミラーは片側のみでフロントライトはロービームオンリーなど、徹底した簡素化によって59,800円という車両本体価格を実現。リアサス用のスイングアームは無く、リヤタイヤはフレームにリジッドに固定されるというから潔い。燃料計やタコメーターはもちろんオドメーターすら無いという、今では考えられないほどにスパルタンな仕様。
一番凄いのが樹脂製のカムとカムスプロケットの採用。カムは高速回転しながら吸排気バルブを押すために摩耗が避けられず、耐久性を損なう結果となったらしい。10,000kmも持たないらしいけど、近所へのチョイノリが目的だから十分と考えたのかもしれない。まぁ部品代が1000円以下という事なので、調子悪くなったら交換すべしというのもアリかもしれないね。いくら部品が安くても、工賃は1万円以上かかると思うけどね(^^)
デザインや性能だけでなくて、低価格に挑戦したモデルも少なくない。4輪ではシートを簡素化するなどして商用車登録とした初代アルトやマイティボーイなんかが有名。マイティボーイは1983年当時の販売価格が45万円と、ちょっとしたバイク並みの値段。マイティボーイは軽自動車規格に準拠したピックアップトラックという、よく考えてみたらカプチーノより攻めたコンセプトなんだよね。よく市販したものだと感心してしまう。
クルマだけでなく、バイクでも価格の限界に挑戦したのがチョイノリ。エンジンの始動はキック式(セルスターター非搭載)、ミラーは片側のみでフロントライトはロービームオンリーなど、徹底した簡素化によって59,800円という車両本体価格を実現。リアサス用のスイングアームは無く、リヤタイヤはフレームにリジッドに固定されるというから潔い。燃料計やタコメーターはもちろんオドメーターすら無いという、今では考えられないほどにスパルタンな仕様。
一番凄いのが樹脂製のカムとカムスプロケットの採用。カムは高速回転しながら吸排気バルブを押すために摩耗が避けられず、耐久性を損なう結果となったらしい。10,000kmも持たないらしいけど、近所へのチョイノリが目的だから十分と考えたのかもしれない。まぁ部品代が1000円以下という事なので、調子悪くなったら交換すべしというのもアリかもしれないね。いくら部品が安くても、工賃は1万円以上かかると思うけどね(^^)