スーパーセヴン2021年10月19日 23時08分05秒

EUNOS ROADSTER
ロータスエリーゼもアルファ4Cも新車を手に入れることが出来なくなり、ライトウェイトスポーツカーの選択肢は狭まるばかり。そんな中今も新車で手に入れることが出来るのがケータハムスーパーセヴン。600万円出せばクラシカルで超絶軽量なスポーツカーの未登録車が手に入れられるなんて素敵。21世紀に入って20年以上経ってるというのに、安全の対極に位置するようなセヴンが今も作られ続けているのって奇跡と言ってもいいと思う。

50年以上もキープコンセプトで作り続けられてるクルマは他に思い当たらない。キープコンセプトと言えば聞こえがいいけど、悪く言えば50年以上も前に設計された古いクルマ。進化の早いクルマ界で50年前のデザインと言えばもはや古典芸能の域。スーパーセヴンに比べるとNA6も最新技術テンコ盛り。そんなクルマが今も600万円でも売れるんだから凄いよね、唯一無二の存在って素晴らしい。

ニッチでライバル不在というのが長く続いている秘訣なんだろうね。強いて挙げるならライバルは単車かな、それも最新のレーサーレプリカでは無くてカワサキZ1とか。販売台数が多くないのも長く続けられてきた理由に違いない。年間何万台も売るクルマだと、さすがに社会に受け入れられてもらえないと思う。だけどこの先いつまで新車が手に入れられるかは分からないので、欲しい人は1日も早く手に入れたほうがいいと思う。

昔はスーパーセヴンが欲しくていつか買おうと思ってたんだけど、アラフィフの今はタマに走ってる姿を見るだけで十分。安全衝突ボディの「あ」の字も感じられない「走る棺桶構造」を採用した超絶軽量ボディは都会じゃ怖くて乗れないし(^^;