体裁上の不備?2014年04月09日 23時55分55秒

花見に行ってきた(^^)
先ほど報道ステーションで本日の午後開かれた小保方氏の涙の会見を見た。会見ではSTAP細胞が存在するという証拠は提示されなかったんだけど、かと言って嘘を言っているようにも見えなかった。 ...俺って人を見る目がないカモ。STAP細胞の作成には200回以上成功してると言われても、画像や論文の捏造の一件があるので説得性には欠ける。サムラゴッチが新垣氏を嘘つき呼ばわりしたのと大差がなく、現在の報道を見る限りどちらも信じるに値しないと思う。一般的には納得した人もかなり居るようなので、小保方氏としては会見は成功と言えるのカモ。

ただ小保方氏の「STAP現象が論文の体裁上の不備によって否定されるのではなく...」という発言には激しく違和感を感じた。小保方氏の発表した論文には間違った資料、それも彼女が別のテーマの博士論文で用いた資料が添付されていた訳で、これは決して体裁上の問題ではないと思う。これを単なる間違いだとか、体裁上の問題とか考えている時点で研究者には向いていないんぢゃないかと思えてくる。未だにこういう発言をしているところをみると、論文の重要性が理解できていないんだろうね。

理化学研究所の肩を持つ訳ではないけれど、今回の問題で理研に大きな落ち度があったとも思えないんだよね。理研の事前の検証が甘いとか行ってるコメンテータも居るようだけど、理研が事前に全ての研究者の研究結果を検証するのは非現実的だし、そもそも研究者には自らの研究成果を自由に発表する権利があると思うし。いずれにせよこの騒動がどのような結論に落ち着くのか、今後も目が話せないね(^^)