Vaio Type Z2020年06月03日 22時13分24秒

EUNOS ROADSTER
今まで何台ものノートPCを使ってきたけど、中でも一番気に入っていたのが2009年に購入したVaio Type-Z VGN-Z91JS。高性能なモバイルPCというコンセプトのPCなんだけど、その洗練されたデザインが魅力的だった。機能的なシリンダー形状のヒンジは完成度が高く、その右端に内蔵されるグリーンに光るパワーボタンがまたカッコいいんだよね。この頃のVAIOが一番勢いがあって、魅力的だったと思う。

搭載するCPUはインテル Centrino 2 プロセッサ。13.1インチの高解像度ディスプレイ(1600×900)を採用し、内蔵チップセットに加えてNVIDIA GeForce 9300M GS GPUを搭載。重量は1.35kgと現在の愛機Lifebook UHに比べると分厚くて重いんだけど、これでも当時は軽量なモバイルPCでその軽さに感動してたんだよね。OSはWindow Vistaだったんだけど、それにXPをクリーンインストールして使っていた。

今Vaio Type Zを眺めてみると、最近のMobile PCよりも質実剛健としていてモノとしての魅力に溢れているように見える。キーボードはしっかりと作られていて、ストロークも深めでキータッチがとても心地よい。Vaio Proのふにゃふにゃキーボードとは偉く違う。アルマイト処理されたアルミパネルの質感も高く、もしType Zが最新のスペックに更新できるなら今でも使いたいと思う。光学ドライブやExpressカードスロットのような陳腐化してしまったアクセサリやポートも搭載してるけどね(笑)。

このVaio Type Zは5年ほど使った。2014年にSONYブランド最後のSONY VAIO Pro 11を入手後、お気に入りのType ZにはWindows 7をインストールした。これが重くて使い物にならなかったんだけど、多分インストール上手くいってなかったんじゃないかと思う。