ゼファー11002020年06月27日 23時54分46秒

EUNOS ROADSTER
学生時代、カワサキのゼファー1100を買うのが夢だった。当時も今も中型免許なんだけど、限定解除してゼファーを買うつもりだった。だけど結局ゼファーは買わずじまいで、代わりにFTR 223とKLX250を買った。FTRを買った理由は250ccクラスに車検が無く維持費が安いから。250ccの排気量はマルチシリンダーには少なすぎるので、250ccクラスは単気筒がベストな気がする。今でも単気筒なら300ccくらいが丁度いい排気量だと思う。

維持費節約の目的で買ったFTRだけど、FTRに乗って振り回せるパワーとサイズのバイクの楽しさに目覚めた。俺にはリッターバイクを振り回す腕も体力もないし、乗りこなせたところでFTRのどこにでも行ける軽快さや楽しさはないことに気付いたんだよね。FTRで唯一の不満が車両のサイズで、176cmの俺が乗っても小さく感じないバイクが欲しくなった。そこで目を付けたのがフルサイズのオフロードマシン、KLX250。

KLXを買って驚いたのがそのエンジンフィール。FTRにくらべて低速トルクがスカスカで、回してもパワー感が無い。どこが「闘う4スト」なのかさっぱり分からんかった。フルパワー時代のKLX250SRのイグナイターに交換するとエンジンフィールが激変、高回転で弾けるようなトルク感が出てきた。今は吸排気系もKLX250SRの部品に交換し、発売当初の闘う4スト仕様となった。

パワー的にはKLXよりも劣るFTRも、シングルらしく低速トルクがしっかりと出ていて乗っててすごく楽しい。リッターバイクのオンロードでの加速も楽しいだろうけど、扱えないパワーを持ったバイクよりも俺には振り回せる250ccシングルの方が似合ってると思うようになった。ロードスターと同じなんだよね、扱いきれないパワーは不要。振り回せる軽い車重と扱いきれるパワーの組み合わせが一番楽しいと思う今日この頃。