S13シルビアの残存数2021年03月01日 23時54分43秒

EUNOS ROADSTER
NAロードスターの国内販売台数は119,547台、そのうち現存してナンバーが登録されているのが21,465台。割合にして18.0%。この割合は多いようにも感じられるし、意外と少ないようにも感じられる。だけど他のスポーツカー(スポーティーカー)と比較すればかなり多いことが分かる。数字を見て驚いたのがニッサンのS13シルビア、国内専売モデルながら販売台数なんと30万台!

30万台も売れているのに、今街中でS13シルビアを見掛けることはほとんど無い。S13シルビアってどのくらい残っているんだろうね?見掛ける頻度はNAロードスターの半分以下だと思う(NAロードスターを週に1回見るとしたらその半分、つまり2週に1回という意味)。 ...いやそんなに見掛けないな、1/3以下のよーな気がする。NAロードスターの登録車数が2万1000台なので、1/3だとしたらおよそ7000台。

グーネットで調べると、S13シルビアの中古車は61台がヒット。一方のNAロードスターは200台と、S13シルビアの3倍超。中古車の数=残存数ではないと思うけど、NAロードスターもS13シルビアもほぼ同年代のモデルなので大きく外れる理由もない気がする。それにしてもS13の中古っていじり倒されたのが多いんだよね、そりゃ廃車になって数も減るわな(^^;

デジカメの衰退2021年03月02日 22時54分13秒

川鵜
まじっすか。学生時代にニコンF601QDを手に入れて以来、ずっとニコンの一眼レフを愛用してきた俺としては非常に寂しいニュース。ニコン信者は世界中にたくさんいるので、何としてもカメラビジネスは継続して欲しい。それにしてもほんの10年前は空前のカメラブームで一眼レフがバカ売れしていたというのに、昨年度の販売台数はピーク時の2010年比で14分の1に激減しているというから驚く。こんな環境下でビジネスを継続するのは本当に大変だと思う。

これってフィルムカメラの衰退期と大差ないほどの急激な販売減なんじゃないかな。あの時はディジタルカメラの台頭によるフィルムカメラの販売減だったので、カメラメーカーとしてはフィルムカメラの減少を補って余りあるほどのディジタルカメラの販売増があったと思う。それが今回はディジタルカメラの代わりに売るものが無い。写真を撮るというニーズ自体は減っているとは考え難いので、そのニーズをスマホが満たしているってことだと思う。

この様子だと新しい一眼レフモデルは発売されそうにない。Dfのリニューアルも期待できないので絶版になる前に新品をゲットしようかと思ったら、なんと既に絶版になっているではないの!Dfはコンセプトが面白くてヒットする可能性も秘めてたと思うんだけど、出したっきりでアップデートしなかったのが敗因の一つだと思う。コアなファンに向けた商品だったので、もう少し高めの価格設定にして、定期的なアップデートは施すべきだったと思う。

結局のところ俺はDfとは縁が無かったみたいだね、良いカメラだっただけに1代で消滅してしまうのは残念 (i-i)

マスキー法2021年03月03日 22時13分11秒

EUNOS ROADSTER
なかなか面白い記事だね。マスキー法の事は聴いたことはあるけど、詳しいことは知らなかったので勉強になった。こんな記事がタダで読めちゃうなんて凄いね、ライターにちゃんとお金が払われてるのか心配になる。中身の薄いPV稼ぎ目当ての記事が多い中、こういう充実した内容の記事を書くライターにはしっかりと報酬を支払ってあげて欲しいと思う。

ホンダがCVCCでマスキー法に対応したことは知ってたけど、本田宗一郎がシボレーの5.7リッターV8をCVCC技術で改造し、EPAのテストで合格させたという話は初めて知った。当時のホンダの勢いを感じさせる面白い逸話だね。排ガス規制に対応させるだけでなくて、パワーアップもさせたというのがホンダらしくていい。

旧いクルマに「昭和53年排ガス規制適合車」とか「排出ガス対策済」ってステッカーが貼られてるけど、マスキー法に倣った世界で最も厳しい排ガス規制だったんだね。子供の頃実家のクルマの窓ガラスにも貼られてた。昭和53年排ガス規制適合車ステッカー欲しいな、マツダが復刻してくれないかな(笑)

厳しい環境規制をチャンスととらえ、世界に先駆けて対応したことで日本車が世界で認められた歴史に学ぶべきことは多いと思う。自動車の電動化においてトヨタやホンダはマスキー法導入時のビッグ3の立場と似た位置にいる訳だけど、国産自動車メーカーは守りに入らずに世界をリードし続けてほしいね(^^)