デジカメの衰退2021年03月02日 22時54分13秒

川鵜
まじっすか。学生時代にニコンF601QDを手に入れて以来、ずっとニコンの一眼レフを愛用してきた俺としては非常に寂しいニュース。ニコン信者は世界中にたくさんいるので、何としてもカメラビジネスは継続して欲しい。それにしてもほんの10年前は空前のカメラブームで一眼レフがバカ売れしていたというのに、昨年度の販売台数はピーク時の2010年比で14分の1に激減しているというから驚く。こんな環境下でビジネスを継続するのは本当に大変だと思う。

これってフィルムカメラの衰退期と大差ないほどの急激な販売減なんじゃないかな。あの時はディジタルカメラの台頭によるフィルムカメラの販売減だったので、カメラメーカーとしてはフィルムカメラの減少を補って余りあるほどのディジタルカメラの販売増があったと思う。それが今回はディジタルカメラの代わりに売るものが無い。写真を撮るというニーズ自体は減っているとは考え難いので、そのニーズをスマホが満たしているってことだと思う。

この様子だと新しい一眼レフモデルは発売されそうにない。Dfのリニューアルも期待できないので絶版になる前に新品をゲットしようかと思ったら、なんと既に絶版になっているではないの!Dfはコンセプトが面白くてヒットする可能性も秘めてたと思うんだけど、出したっきりでアップデートしなかったのが敗因の一つだと思う。コアなファンに向けた商品だったので、もう少し高めの価格設定にして、定期的なアップデートは施すべきだったと思う。

結局のところ俺はDfとは縁が無かったみたいだね、良いカメラだっただけに1代で消滅してしまうのは残念 (i-i)