カムプーリー交換2014年09月14日 21時03分03秒

スライドカムプーリー
TODA製スライドカムプーリー。 ...なんでここにスライドカムプーリーがあるのかって?そりゃあんた、ネジをなめてしまったからですよ、しくしく(涙)。プーリーのネジは六角レンチタイプなんだけど、走ってきてエンジンが温まった状態でネジを緩めようとしてなめてしまった。ジュラルミンは熱膨張率が大きいので、冷間に締め付けたものを温間に緩めようとするとトルクが掛かりすぎてなめてしまったんじゃないかと思う。手るくレンチの締め付けも強すぎたと反省。

ネジはステンじゃないので多分電動ドリルで削れば比較的簡単に撤去できるハズ。そこでスライドカムプーリーを外して純正のスチール製のカムプーリーを取付けることにした。カムプーリー交換は初めての作業なので昼イチで望んだんだけど、予想通り大苦戦。何とか純正プーリーを取り付けて元通りに全て復旧してエンジンを掛けてみたところ、かろうじてアイドルはするんだけどアクセル踏んでもエンジン回転は上がらずエンスト。点火時期を調整するしないの話ではないレベル。どうもベルトを掛け違えて1コマずれているらしい(汗)

このままでは動かせないのでまた一からバラしてカムプーリーの取り外し。整備書を確認しつつ慎重にベルト掛けをするんだけど、これが中々うまくいかない。クランクとカムの位置を整えるんだけど、なかなかベルトが旨く掛からない。カムプーリーにベルトをかけた状態のままカムに押し付けるようにセットし、ようやくベルトをかけることが出来た。念のためクランクシャフトを回して確認したところ、プーリー位置は問題なさげ。

また元通りに復旧してエンジンを掛けてみると、今度はバッチリ。なんとか経験値は上がり、次は何とか自分でプーリー交換できそう。やっぱ整備書は頼りになるね。ちょっとBスペックの純正バルタイ(108-110)で走ってみたんだけど、中・低速域のトルク感が薄くて加速しない。エキゾーストノートは甲高くて気持ちいいんだけど、やっぱ104-108のバルタイのほうが乗ってて楽しい。

4時間にわたる作業で精神的にも肉体的にもヘトヘトでクタクタ。できれば明日なめたネジを交換して再度スライドカムプーリーを取り付けたいんだけど、肉体的に無理カモ(--;