ガス式温水床暖房2012年11月14日 20時45分39秒

夕暮れモリゾー
マンションのインテリアオプションはほとんど注文しなかった。唯一オーダしたのが造作家具で、これは一般のリフォーム業者に依頼した見積りよりもかなり安かった。天井までぴったりと収まるシェルフは使い勝手も良くて、造作家具は正解だったかな。だけど実際に3ヶ月ほど暮らしてみて、他のインテリアオプションは特に必要の無いものばかりだったとも思う。

一方、建築時に注文する建築オプションはひとつだけ少し後悔しているものがある。それは床暖房。リビングダイニングには床暖房が付いているんだけど、これが使ってみると凄く快適。リビングに向かい合う洋室側にも床暖房を設置する建築オプションがあったんだけど、これは施工しておくべきだった。

ウチの間取りは3LDKなんだけど、リビングに向かい合う洋室の可動壁を仕舞って17畳のリビングダイニングとして使っている。今は洋室側にカーペットを敷いてるんだけど、ここに床暖房を設置する建築オプションがあった。床暖房がこれほど快適だとは知らなくて、寒かったら電気カーペットを敷けばいいと思ってたんだよね。

ガス温水式の床暖房は熱媒がお湯。お湯が床面に敷き詰められた管を通って暖めるので、床全体への熱の供給量が一定となる。このため床面の温度が低い部分、つまり温度差の大きい部分に熱が多く供給され、床面の温度が高い部分は熱の供給が相対的に少なくなる。人が座ってる部分は床の温度が高くなるので、その部分は熱の供給が減って温度が上がりすぎることが無い。これがガス式温水床暖房が快適な理由。

一方、電気式の床暖房や電気カーペットは床の温度に関係なく、ヒータコアからの熱の供給は常に一定。このため体が床に接した部分は温度が高くなってくるにも関わらず、一定の熱量が供給され続けるので次第に熱くなってくるという訳。電気カーペットは低温やけどにもなりやすい。

まぁ床暖房は無くてもそれほど困る訳ぢゃ無さそうだけど、簡単には後付け出来ないだけにちょっと後悔(--;