キドニーグリル2018年08月21日 23時22分00秒

キドニーグリル
子供のころどこがいいのか理解できなかったのがベーエンベのキドニーグリル。キドニーは英語で腎臓(じんぞう)のこと。腎臓に似ていたからそう呼ばれるようになっただけで、むかし腎臓を吊るしてた訳でも腎臓を模した訳でもないらしい。今ではデザインのアイデンティティとして使われることの多いフロントグリルだけど、初めてフロントグリルのデザインに統一性を持たせたのがBMWなんだそうな。そういえば一時期富士重工は飛行機をモチーフにしたフロントグリルを採用していたけど、あれはもうやめたのかな?さすがにブランドアイデンティティとして使い続けるにはデザイン的な制約が多すぎるよーな気がしてたけど (笑)

ベーエンベのキドニーグリルはどう考えてもブタ鼻にしか見えなくて、クルマ好きの子供だった俺にはどこがカッコいいのか何でベーエンベは人気があるのか理解できなかった。それが今見るとカッコいいんだよね、なんでカッコよく見えるようになったのか不思議。マルニとか最高にカッコいいよね、今見ても間違いなくブタ鼻なんだけどカッコよく見える。だけどうちの息子にはこのカッコよさは理解できないんだろうね、どう見てもブタ鼻だし。今度息子におとーさんのロードスターとBMW、どっちがカッコいいか聞いてみよう (^^)

大人にはカッコ良く見えて、子供には理解できないのがBMWデザイン。そんなベーエンベの最新型モデル、次期Z4のキドニーグリルが凄い。歴代ナンバーワンといっても過言ではなさそうな存在感抜群のブタ鼻。鼻だけじゃなくて、今度のZ4にはちゃんと口もある(笑)。これ確信犯でしょ。どうせこの実車がまたカッコよく見えるんだろうね、どう見てもブタちゃんなのに。子供は純粋にデザインを見てるだけだけど、大人になると値段とか性能とかブランドとかが脳内で適度にミックスされて、カッコよさを感じるのかもしれないね。