長期保管2022年02月21日 22時56分00秒

EUNOS ROADSTER
実家の近くに朽ちかけたハチロク(レビン)が止まっている。赤いボディカラーは色あせて、ところどころ茶色く錆が浮いている。ホイールはVolk racingのTE37を履いているんだけど、タイヤはペッタンコになってないので定期的に空気だけは入れてる模様。動いた形跡はないので、もうエンジンはかからないんじゃないかと思う。田舎なんだから納屋に入れるとか、ガレージ建てるとかすればいいのにって前を通る度に思うんだよね。

一度不動車になると、復活はかなり厳しいんじゃないかと思う。現在のハコスカみたくハチロクに1000万円の値が付くようになればレストアする動機づけになるかもしれないけど、エンジンが掛らないクルマを動くようにするのってなかなかに大変。ECUも駄目かもね、フルコン導入するかキャブ仕様にするしかないカモ。いずれにせよノーマル状態に戻すのは難しいんじゃないかと思う。

そのハチロクはまだマシな方で、近くには放置されたNA6もある。放置期間はハチロクより短くてまだ10年未満だと思うんだけど、数年前に幌が破れてフルオープン状態になっちゃってるんだよね。雨と紫外線が室内に容赦なく降り注いでるので、さすがに内装パーツは再起不能だと思う。白のボディには緑のコケが生えていて、比較的交通量の多い道路に面した場所なのに公開草ヒロ状態となっている。

いつかは復活させようと保管し始めたんだろうけど、これではクルマが可哀想。動いてるうちにだれか大事にしてくれる人に譲ってあげれば良かったのに。実はウチの白号も近いものがあって、長年の雨ざらし駐車の為に塗装は焼けて艶も無く、ドアは交換されたようで色も合っていない。普通のクルマなら廃車になるコンディションだと思うけど、廃車を免れて俺の元にやってきた。

うちに来てからは屋内保管。保管中はボディカバーを2枚掛けして、紫外線を完全シャットアウト。ナンバーが付いてないので行動を走ってはやれないけど、年に3回ほどバッテリーを充電したりエンジンを掛けたりしてコンディション維持に努めている。

あと10台くらいなら同様の方法で動態保存ができると思うので、NA6の保管に手を焼いてる人は俺に声かけてね(^^)