イークラッチ2023年12月08日 11時20分39秒

KLX250
これいいね、イークラッチ、KLXにも欲しい。バイクもMTの方が乗ってて楽しいんだけど、MT車はクラッチ操作が大変。特にストップアンドゴーを繰り返す街中は大変で、250ccクラスでもクラッチって重くて左手がヘロヘロになってくる。クラッチに電動アクチュエータが付けば、クラッチレバーがリミットスイッチを押すための力で良くなる。クラッチレバーが軽くなれば長距離ツーリングの負担が相当軽減されると思う。

だけどよく考えるとMTは半クラッチとかクラッチレバーの微妙な操作が求められるので、オンかオフしか検出できないリミットスイッチでは役不足。クラッチレバーの開度を検知する必要があるので、リニアリティや解像度、あと信頼性とかハードルは高そう。まぁ原理はスロットルバイワイヤーと同じなんだから、きっとイークラッチはスロットルバイワイヤーの技術を流用したんだろうね。

これがバイク人気復活の起爆剤になるとは思えないけど、MT車にのるハードルは確実に下がると思う。特にパワーの大きな大排気量車はクラッチも重くなるので、大排気量車ほどメリットが大きいと思う。趣味性の高いモデルから採用を開始するらしいけど、バイクって基本的に趣味性のかたまりのような乗り物だと思う(笑)。まぁ価格の安い250ccクラスには当面採用されないだろーね。

クロスカブ1102023年11月22日 20時07分06秒

KLX250
クロスカブカッコいいね、お洒落。俺が若い頃はスーパーカブといえばカッコ悪いオッサンバイクの代名詞のような存在だったんだけど、今は随分と印象が変わった。昔はグレーやくすんだライトブルーのような地味なボディカラーだったけど、今はメタリックカラーやアーミー風なマットカラーなど凝った色が選べるのも○。4色のカラーラインナップの中ではマッドグレーがいいかな。

昔のスーパーカブと比べてみると、フロント周りのデザインは結構変更が加えられている。特徴的なレッグカバーがなくなってるし、フロントライト周りやハンドル周りのデザインが変わっている。リアフェンダー周りやシートの造型は昔のスーパーカブと同じ。決してスタイリッシュなデザインな訳ではないんだけど、随分と若々しい印象でイメージチェンジに成功してると思う。

ホンダにはクロスカブに似たモデル、ハンターカブCT125があるんだよね。ハンターカブはよりオフロード寄りのイメージで、一回り大きな原付小型枠いっぱいの125ccエンジンを搭載している。スポーティなアップマフラーもカッコいい。棲み分けの難しい2つのモデルだけど、ハンターカブはちょっと派手すぎると思う人がクロスカブ110を買うのかな。

最強の下駄バイク2023年04月13日 23時35分33秒

KLX250
CL250っていいね、面白そう。水冷シングルエンジン搭載のスクランブラー。スクランブラーは現代の本格的オフロードバイクが登場する以前、オンロードバイクのサスペンションを柔らかくしたりストロークを増やすなどしたり、ブロックタイヤを履あせるなどしてダート走行を可能とするようにカスタムされたモデル。今時のオフロードバイクに比べると悪路走破性は劣るけど、ツーリングメインの大半のライダーはむしろこちらの方が楽しめると思う。

CL250にはパラレルツインの500㏄エンジンを積む兄弟車、CL500もある。軽くて振り回すのが楽しいCL250、よりパワーがあってオンロードで力強い加速の楽しめるCL500、どちらも魅力的。だけど未舗装路も走るツーリングバイクとしてはパワーの無いCL250の方が楽しめると思う。CL250でちょっと残念なのがマフラーのデザイン。エキゾーストパイプの取り回しが不自然でカッコ悪いんだよね。エキパイは後方のサイレンサーまでエンジンのサイドを取りまわして最短でつないだ方がスクランブラーらしくてかっこいいと思う。

今時のバイクらしく水冷エンジンを搭載しているため、シングルながら車両重量は172kgとちょっと重め。だけどシート高は790mmとオフロードバイクに比べるとかなり低いので、取り回しは悪くないと思う。FTR223が絶版になって久しいけど、CL250はFTRに似て最強の下駄バイクとして楽しめそう。 ...値段以外はね(^^;