Backyard Builder by HRC Eng. 「とあるエンジニアの日常」

ありがたいことに、うちのサイトにもいろいろな国からのアクセスがある。この1か月の記録を見てみると、21もの国からのアクセスがあった。俺が行った事のない国もたくさんあって、きっと仕事で会社から派遣されたりしてるんだと思う。

そんな中、インドからのアクセスが目にとまった。インドは17年前に3回ほど出張した国で、ムンバイ(ボンベイ)に計2か月ほど滞在した経験がある。インドからのアクセス数は毎日1件づつ増えてるので、きっとブログを見てくれてるんだと思う。

インドは今まで訪れた中で最も過酷な国の一つ。道端で乞食に囲まれたり、食べ物にあたって腹を壊したり。今思えば初めての海外出張先としてはベストだったかな、これ以上に大変な国はそうそうはないという意味で。でも一番きつかったのはサウジアラビアだけどね、ニポン文化と完全に遮断された修行僧のような日々だった。

今はだいぶ変わってるのかもしれないけど、1995年当時のインドはインターネットも無くて僻地そのもの。ホテルの中庭にアンテナを張って、短波ラジオから聴こえてきた日本語に感動したあの頃が懐かしい。インドに関する予備知識もなくて、初めてインドの地を踏んだ時はレインボーマンの歌「インドの山奥で、修行して～」を口ずさんでたんだよね(^^;

インド門の近くでヘビ使いにぼられたり(と言っても200円くらいだけど)、ストリートピーナッツ売りやストリート耳掻き屋に驚いたっけ。タージマハールホテルのインド料理レストラン「タンジョール」のタンドリーチキンは絶品だったね、あれはもう一度食べてみたい。

ボンベイの空港を出てすぐに土臭いというか埃っぽい独特の匂いに、異国に来たという実感をもったあの頃。今もあの匂いはまだするんだろーか。