カプチーノ2020年04月10日 22時57分26秒

EUNOS ROADSTER
スズキカプチーノって面白いクルマだと思う。コペンと違ってFRだし、ターボエンジン搭載でそれなりにパワーあるし。旧軽自動車規格なので現在の軽自動車よりもまた1周り小さくて、全幅はたったの1,395mm。コンパクトなボディは車重700kgと、ライトウェイトスポーツカーとしてかなり魅力的。だけど問題があるんだよね、それもかなり重要な。

カプチーノ最大の問題はカッコ悪いデザイン。特にリアのトランク周りの尻下がりのシルエットはカッコ悪いと思う。タルガトップ仕様にアレンジできたりするハードトップは面白いけど、実用性はあまり高くなかった。カプチーノは走行中の風の巻き込みが激しくて、NA6の風の処理の秀逸さを実感したのを覚えている。

今カプチーノに乗ってる人って凄いと思う。当時の軽自動車の塗装品質は登録車に比べて明らかに低かったので、錆との闘いが大変なハズ。赤いカプチーノを新車で買った友人の柴やんは、数年目で既に錆と戦ってたからね。あれから20数年が経過してるので、完全な屋内保管でない限り錆は相当進行してると思う。旧車と言ってもロードスター乗りはまだまだ恵まれている方だと思う。

軽自動車に100万円の値が付くこと自体驚きだけど、海外に輸出されているってのも驚き。アメリカ人ってモノ好きだね、でかい図体して日本人が見ても小さく感じる30年近く前の軽自動車を買うなんてね。クルマが肥大化している現代、小さいことはデメリットではなく武器になるね。次期ロードスターはさらに小型化して5ナンバーサイズに戻した方が売れるカモ(^^)