のび太君の部屋2020年04月20日 22時42分02秒

EUNOS ROADSTER
のび太の部屋、懐かしいねぇ。ドラえもんに描かれた街や住宅って、70-80年代の住宅地がモチーフになってるんだね。庇の深い住宅のデザインとか土管のある空き地とか、今はあまり見かけない光景にどこか懐かしさを感じてしまう。最近はドラえもんなんて見てないけど、ちびまる子ちゃんと同じで舞台として想定されている時代は昔から変わってないみたいだね。

のび太の部屋も懐かしい70年代の日本の住宅のもので、布団をしまう押し入れや窓の形がどこか懐かしさを感じる。大きなふすまの引き戸とか、丸い蛍光灯を使ったペンダント型の照明器具とか、昔の家ってみんなこうだったと思う。うちの実家の子供部屋には押し入れは無かったけど、高専時代の下宿の部屋はのび太君の部屋に似た感じだった。今は毎日押し入れに布団を出し入れしてる家庭って少ないよね、いつの間にかベッドで寝るのが一般的になってるし。今最先端のタワマンとかも、30年もすればきっと古臭く見えてしまうんだろうね。

土管のある空き地は、公園では無くて建築会社の資材置き場か何かだと思われる。子供が資材置き場に集まって遊んでいたなんて、これも時代を感じる設定だと思う。今住んでる行徳は70年代に開発が進んだ住宅街なので、きっと似たような光景が広がっていたんじゃないかと思う。50年近く経過した今、こんな光景は今はどこにも存在していないけどね。