愛車遍歴2019年01月03日 23時38分48秒

NA6CE
初めて手に入れたエンジン付きの愛車はスズキシュートSだった。排気量50ccの2ストロークエンジンを搭載した原付で、当時としてはクラス最大の6psを発揮するエンジンは原付とは思えないパワフルな走りをしてくれた。シュートSは先行して発売されていたシュートのスポーティーバージョンで、先進的なディジタルメータを搭載していた。ボディは原付とは思えないほど大柄で、ビッグスクータの流行を予見していたモデル(笑)。

もともとはウチの兄の通学用に両親が買い与えた原付で、卒業と同時におさがりで譲り受けたもの。16歳で原付の免許を取って初めてバイクに乗った時は嬉しかったね、どこへでも行ける自由を手に入れたあの感動は今も忘れられない。足元にタックルボックスを置いて、肩にロッドを掛けて釣りにもよく行った。自転車で行動する同年代の若者を横目に、原付で走り回っていた16歳のあの頃。

2代目の愛車はダイハツミラパルコ。これも元々は両親が兄に買い与えたクルマ(中古)で、兄は就職してしばらくの間はこのミラパルコで通勤していた。兄が自分で働いた金で通勤用にカッコインテグラを買い、乗らなくなったミラパルコを譲り受けた。このクルマはオーディオも付いてなくて、今思えばエアコンもパワステもないスパルタンなクルマだった。下宿の近くに駐車場を借り、普段の足として乗り回してたんだよね。校則を破る駄目な学生だった。

ミラパルコは冬場にバイトに行くのに重宝したんだけど、雨の日にスピンして11トントラックに衝突してあえなく廃車 (i-i)