LED2019年10月29日 11時35分59秒

2017 東京モーターショー
初めてウィンカーやテールランプにLEDを採用した車を見たのは、アメリカに長期出張していた2001年頃だった。当時まだ日本車にはLEDはほとんど採用されていなかったと思うけど、アメリカではキャデラックとか高級車に採用され始めていた。LEDランプは切れ味がいいというか、如何にもディジタルチックなメリハリのある点滅に違和感を感じたんだよね。今はその違和感を感じなくなったけど、慣れただけなのか、それともアナログ感を出すよう輝度がコントロールされているのか...

そういえばハイマウントストップランプとしてリアのスポイラーに赤いLEDが横一列に埋め込まれてたりしたけど、最近ああいうのは見なくなった。トヨタ車やホンダ車に多かったような気がする、カリーナEDとかアコードとか。配線の接触が悪いのか、いくつかLEDが点灯してなくて、なんかみすぼらしいイメージが付きまとってたように思う。切れないのがLED最大のアドバンテージなのに、接触不良で点灯しないという...

現在はヘッドランプまでLED化されてるけど、流石にハロゲンヘッドランプは近々消えるんぢゃないかと思う。まだ普及モデルはハロゲンヘッドランプを採用しているけど、オートハイビーム的な安全機能を実現する為にはLEDは必須。近い将来この手の安全機能は全車に採用されるようになるだろうから、色温度の低いオレンジ色したハロゲンランプは旧車の象徴的な特徴の一つになると思う。