家電2020年02月13日 10時16分00秒

スマホの進化って今までの電気製品の進化となんかちょっと違うよーな気がする。これまでの電気製品って大きなものを如何に小さく薄く作るかというのが技術の見せ所だったと思うんだよね、ウォークマンやホームビデオカメラ然り、ノートPC然り。ジャストカセットケースサイズのウォークマンとか、よくこんなにメカを小さくできたもんだなって、ほんとビックリしたし。

それがスマホに限っては、モデルチェンジの度に画面が大きくなり本体重量も増している。同じサイズでも本体の厚みが増すケースもあるし。今見ると、iPhone 3とかビックリするくらい小さかったりもする。タブレットのiPadよりも小型のiPhoneの方が値段が高かったりするけど、それは戦略的な理由が大きくて、小型化の開発費にお金がかかっているだけではないと思う。小型軽量化に少々開発費が掛ったとしても、販売台数が多い携帯電話の方が定価は安く出来るよーな気がするし。

家電で20年前と大きく変わったのがTV。ブラウン管時代は28型の登場に驚いていたんだよね、それも最初は50万円とかしていたと思う。それが今や65型が15万円で買えてしまう。家電メーカーもたまったもんじゃないね、登場時に100万円を超えてたのが10年足らずで15万円だもんね。電気製品を自分で大量生産して売る20世紀のビジネスモデルは成立しない訳だ。