戦車2011年03月20日 23時32分29秒

シンガポールは平穏
福島第一原発の電源復旧が進んでいるという報道には期待が高まる。水素爆発で建屋が吹き飛ぶ映像を見た時の絶望感から比べると、状況の改善が期待できる明るい知らせだ。

電源は生きたとしても、津波を受けた機器が起動できるかどうかは分からない。もし機器が海水に浸水していた場合は厳しいだろう。制御系も同じで制御弁や計器自体が壊れていなくても、端子箱や接続箱が浸水していた場合は配線の修理が必要になるかもしれない。

燃料格納プールへの放水も屈折放水塔車が投入され、大型ポンプ車の投入で放水量も大幅に増えた。これには十分な効果が期待できそう。自衛隊のヘリからの放水は非常に危険だし、素人目にも効果は無さそうに見えた。こんな事しか出来る事がないのかと、ヘリ放水は返って不安になった。

自衛隊は原発内の瓦礫撤去に戦車を投入する模様。戦車にブルドーザーと同様の排土板が付くなんて知らなかった。