910ブル2019年08月29日 10時54分06秒

テールランプ
懐かしいね、910ブルーバード。当時はまだ小学生だったけど、この910ブルが大好きだった。シンプルで清潔感のあるエクステリアデザイン、奇を衒わないフロントランプやテールランプの造形も好きだった。910ブルはセダンの理想形だと思ってたんだよね。だけど流石に現代のセダンに比べるとキャビンは狭くてエンジンルームやトランクルームが大きく目立つし、直線基調の箱型デザインは古臭く感じる。

外見以上に古臭いのがインテリア。取って付けたような四角いメータクラスタ、これは当時もイケてなかったんぢゃなかろうか。同時代のマツダ車のインテリアは今見てもそんなに古臭く感じないんだよね、SAもFCもメータ周りのデザインはカッコいい。それがニュースカイライン(DR30)も910ブルと似たり寄ったりのインテリアデザインだったから、80年代のニッサン車のインテリアデザインが駄目なんだと思う。

910ブルの「SSSターボ」という響きも魅力的だった。当時はターボがどのようなメカニズムなのか理解できてなかったけど、先端技術が詰め込まれた高出力のパワーユニットとして認識していたと思う。910ブルのトップグレードには1.8Lのターボエンジンが搭載されてたんだけど、グロスで135psと驚くほど平凡なスペック。1.8Lターボエンジンなら無理なく200psオーバー(ネット値)だろうから、流石に時代を感じる。