アダプティブクルーズコントロール2021年01月07日 22時43分50秒

KLX250
いよいよバイクにもACC(アダプティブクルーズコントロール)が搭載されるんだね、凄い時代になったもんだ。完全停止には対応しないようだけど、完全停止して足付いてるときに勝手に走り出されるのも怖そうなので30km/h以上というのは意外と現実的な落としどころカモ。高速道路で前車との車間距離を保ちながら走行してくれるのは楽だろうね。バイクのアクセル操作って意外と疲れるんだよね、特に長距離ツーリングでは疲労軽減が期待できると思う。

このBOSHが開発したACCの作動速度域は30~160km/hとのこと。バイクではあまりポピュラーじゃないけど、AT車かEVじゃないとこの作動速度域には対応できなさそう。一般的なMT車に積む場合、高速道路での使用を想定すると6速固定になるだろうから、最低速レンジの30km/hには対応できないと思う。MT車にACCを搭載するなら750ccクラスじゃないと実用的じゃないかもね、KLXにACCを搭載しても6速で50km/hに減速されたら加速しないし(^^;

バイクは高度な姿勢制御が必要なので、ニッサンのプロパイロット的なハンドル操作を伴うレーンチェンジや衝突回避は実用化が難しそう。バイクのコーナリングは車体を傾けることで、遠心力と重力のバランスを利用して進行方向を変えている。ステアリング操作は車体を傾けるためのきっかけを作る操作に過ぎないんだけど、それをメカにアシストされるとライダーは恐怖感を感じると思う。自動ステアリングを実現する為には、ライダーがステアリング用のハンドルを握らない完全自動運転にする必要がありそう。

クルマにはACCが欲しいと思うけど、バイクには要らないかな。基本的にバイクでは長距離走るつもりはないので、軽くてコンパクトで振り回すのが楽しいシンプルなモデルがいいな(^^)

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