松本人志への提言2023年06月07日 21時29分27秒

EUNOS ROADSTER
何か最近ネットではこの話題が多いね、「【松本人志への提言】審査員という権力」。オリエンタルラジオの中田敦彦氏が繰り広げた「松本人志批判」の話題なんだけど、個人的にはちょっとカッコ悪いと思う。客観的な視点からの冷静な分析と鋭いコメントが氏のウリだと思うけど、今回の松っちゃん批判は彼らしくないように思う。お笑いの実力や実績で敵わない松本人志に食いついて一泡吹かせようとしたのかも知れないけど、全然面白くない。

そもそも松っちゃんが審査員を下りたところでお笑い界が変わる訳無いし、松っちゃん伝説にエピソードが一つ追加されるだけの話。そもそも今回の提言は、結果的に松本人志のカリスマ性を高めたよーな気がする。そんな全く効果の期待できない提言よりも、「お前はどうしたいんだ?」、それを問いたい。

俺はあまり好きじゃ無いんだけど、ひろゆき氏の言うように「お笑い界のカリスマが他のショーレースを立ち上げる」方がよっぽど意味があると思う。言い出しっぺの中田敦彦氏自身が立ち上げればいいし、お笑いで松っちゃんに対抗するだけの自信が無いなら他のカリスマを味方につけてショーレースを企画してもいい。松っちゃんがM-1やキングオブコントの司会を下りてもM-1の権威や視聴率やらが落ちるだけで、お笑い界のためになるとは思えない。

爆笑問題の太田光、中々鋭い事を言うね。確かに中田敦彦氏は松っちゃんのカリスマ性や権威、あるいは人望を嫉み妬んでいるのかもしれないね。今回の件を客観的にみつつお笑いにする太田光はカッコいいし、巨匠と呼ばれてもカメラを向けられるとコケたりして笑いをとろうとするビートたけしもカッコいいと思う。最近イギリスでの活躍が報じられているとにかく明るい安村もカッコいいし、50歳を超えて花開いた錦鯉もカッコいいと思う。

だけど中田敦彦氏はなんかカッコ悪いんだよね、お笑い芸人として。