CRF250Lのコストパフォーマンス2012年04月19日 23時02分54秒

陸駆
CRF250Lのコストパフォーマンスにはホント驚かされる。倒立フロントフォークにアルミ製スイングアームを採用して定価で約45万円、ホンダのコストダウンって凄いね。これだとアルミフレームを採用しても50万円以下で収められたと思う。個人的にはスチームフレームで全く不満なしだけど。

先代のXR250の方が良かったっていう人も居るようだけど、個人的には空冷エンジンに何ちゃってシュラウドつけたXR250の良さはさっぱり分からん。そもそもXRはキャブ仕様の空冷エンジン、比べるまでも無いよーな気もするが。個人的にはキャブも好きなんだけど、流石に今から新車で買うバイクはEFIでないと嫌。

キャブはジェット類のプロファイルと、吸入空気量(容積流量)との機械的なバランスで燃料噴射量が決まる。原理的に気圧の変化や外気温の変化に対応できない。全てをメカニカルに行うキャブって凄い発明だと思うけど、年々厳しくなる排ガス規制や燃費基準に対応するのは難しい。

それに対してEFIはマイクロプロセッサで燃料噴射量をコントロールするので、吸入空気量に応じた理想的な燃料噴射はもとより、減速時の燃料カットや吸入空気の密度補正(温度補正)なんかも可能。むしろそれが出来ないメカニカルなキャブが21世紀の今まで残ってることに驚きを感じる。

CRF250Lは新しいだけあって、デザインが洗練されていてカッコいい。リヤ周りのデザインも秀逸、80年代のトレールバイクのような野暮ったさがない。これならフェンダーレスにしなくてもいいかな。早く実車を見てみたいけど、シートに跨ったら間違いなく欲しくなるだろうね(^^)