コンポ2014年05月26日 23時08分10秒

懐かしの通学路
日本がバブル経済に沸いていた四半世紀前、当時の高校生が欲しいモノの代表の一つがステレオコンポだった。当時は一回り小型のミニコンポが人気で、ラジカセからステップアップするのが夢だった。ミニコンポは家電、オーディオメーカ各社から色んなモデルがラインナップされていて、家電量販店でもらってきたカタログを眺めるのが楽しかったんだよね。大学初任給が14万円だった1985年当時、最低でも20万円くらいしてたCDコンポが飛ぶように売れていた時代。

当時のトップアイドルがCMに使われてて、CMも多く流れてた。記憶に残ってるのはこんな感じ。
SONY Liberty/レベッカ
Kenwood ROXY/富田靖子
Pioneer Private/中森明菜
Victor Robot Compo/135
Hitachi Lo-D/中山美穂
Technics Concise/小林亜星(笑)

それにしてもロボットコンポってすごいネーミングだね、ビクターのセンスに脱帽。TV CMでは135の歌うウォーアイニーが使われてたんだよね、懐かしい。レベッカがリバティのCMをしてたのは80年代後半で、上位機種のDDリバティと最廉価版のBBリバティってのがあった。仲の良かった友人がBBリバティを買ったんだけど、DDリバティのリモコンを使うとBBリバティに付いていないはずの機能が使えてビックリしたのを覚えている。きっとメカは共通で、差別化のために本体とリモコンから操作ボタンを無くしたんだと思う。何でもありだった時代。

俺はミニコンポは買わず、フルサイズの単品コンポを一つずつ買って好みのシステムを組んだ。当時からお金を掛けるべきはスピーカだと思ってたんだよね。CDプレイヤーの音の違いなんて知れていて、一番違いが出るのがスピーカに違いないと。その割には買ったスピーカは左右1セット55,000円とシステムコンポとしてはリーズナブルなリバプール(D200)だったけど(^^)