燃費 ― 2022年03月27日 19時48分01秒
NAロードスターが発売された1989年頃、クルマを購入する際の燃費に対する意識は低かった。当時の2Lクラスのエンジンを積むクーペやセダンの実燃費はどれも10 km/Lを下回ってたし、ターボ車ともなると5km/L前後が普通だったと思う。マイロードスターも街乗りではいつも11km/L前後だった。ちなみにNA6のカタログ燃費は12.2 km/L(10・15モード燃費)。テンロクNAとしてはあまり燃費は良くないと思うけど、ターボ車よりは全然マシだったのであまり気にしていなかった。
NA6のECUの燃調マップを見ると、燃費のことをあまり意識していないのがよく分かる。高回転域でガスを濃くしてシリンダー内の温度上昇を抑えようとしたのはとりあえず許すとしても、実用域での燃料が不必要に濃すぎるのは納得できない。トルクが増える訳でもなく、燃料を余計に消費するだけでメリットが思いつかない。80年代の開発とは言え、もう少しスマートな燃調マップは作れたと思うんだけど...
マイNA6はボアアップして戸田のオーバーサイズピストンを入れた結果、圧縮比は11.4に上がり総排気量も1720ccに増えている。排気量が増えると吸入空気量が増えるので、燃調マップがそのままだと必然的にガソリンの消費量が増える。そこで実用域の燃料を出力に影響しない範囲で削ってみたところ、チューンドNA6ながら街乗りで12km/L近く伸びるようになった。
まぁ12km/Lって燃費は今の感覚だと大して良くないんだけど、旧車として考えると悪くない数字だと思う。排気量増と圧縮比アップのお陰でトルクが増えているので、ノーマルとは比較にならない面白いクルマになっている。それでいてノーマルより燃費が伸びてるんだから嬉しくなるよね。
NA6はノーマル状態でガスが濃くて燃費が悪いので、燃費改善目的でもROMチューンはやる意味があると思う。赤号や黒号をレストアする際は、併せてROMチューンをやるつもり。だから追加基盤やスペアECUを手に入れておきたいんだよね。エンジンがノーマルだとパワーアップはほとんど期待できないけどね。 ...パワーが落ちる理由も無いけど(^^)
NA6のECUの燃調マップを見ると、燃費のことをあまり意識していないのがよく分かる。高回転域でガスを濃くしてシリンダー内の温度上昇を抑えようとしたのはとりあえず許すとしても、実用域での燃料が不必要に濃すぎるのは納得できない。トルクが増える訳でもなく、燃料を余計に消費するだけでメリットが思いつかない。80年代の開発とは言え、もう少しスマートな燃調マップは作れたと思うんだけど...
マイNA6はボアアップして戸田のオーバーサイズピストンを入れた結果、圧縮比は11.4に上がり総排気量も1720ccに増えている。排気量が増えると吸入空気量が増えるので、燃調マップがそのままだと必然的にガソリンの消費量が増える。そこで実用域の燃料を出力に影響しない範囲で削ってみたところ、チューンドNA6ながら街乗りで12km/L近く伸びるようになった。
まぁ12km/Lって燃費は今の感覚だと大して良くないんだけど、旧車として考えると悪くない数字だと思う。排気量増と圧縮比アップのお陰でトルクが増えているので、ノーマルとは比較にならない面白いクルマになっている。それでいてノーマルより燃費が伸びてるんだから嬉しくなるよね。
NA6はノーマル状態でガスが濃くて燃費が悪いので、燃費改善目的でもROMチューンはやる意味があると思う。赤号や黒号をレストアする際は、併せてROMチューンをやるつもり。だから追加基盤やスペアECUを手に入れておきたいんだよね。エンジンがノーマルだとパワーアップはほとんど期待できないけどね。 ...パワーが落ちる理由も無いけど(^^)